No.4-渋い赤のカーネーショントルナソルスリル
【生けた日】2021/08/22(日)夕
眼科を終えた後に少しだけ無理をして、遠い方の花屋に行ってきました。
これは自分ではなく店頭にあったブーケの生け直しです。でないとこのようなピンクの菊やちょっとしたススキ科?の添えは買い足しません。ただし、このカーネーションだけは、自分で選びました。まるで、カーネーションのひとつひとつのひだの生命力が強く私を惹きつけました。
【花の種類】葉と花
カーネーショントルナソルスリル
スプレー菊
グリーンベル
もうひとつのススキ科の葉
【花器】ガラス器(青い個性的な)
このガラスの花器は、昔生け花を習っていた頃の名残です。左右非対称は、いつでも私の好みです。ガラスにこだわるのはなぜでしょう。色なら白、透明。この青のガラス機器の産地は分かりません。どうやって手にしたのかも分かりません。ただ、気づいたときには当たり前に部屋にいたのです。
口が狭いので、木は使えません。なかなか個性があり、相手を選ぶ頑固さもいいものです。
【ポイント】左右の伸びなら上下の伸び
花器の左右への伸びに合わせて、縦の線を意識してグリーンを上下に配しました。もちろん、カーネーションの縦の不規則さも意識しています。
【花の価格】2,000円程度
またもリーズナブルな価格。ブーケは一般にもっとも新鮮とは言えないものですが、今回は①週間持たないわけがない組み合わせと鮮度でした。
【作品】花器も背景も作品
花器の左右への伸びに合わせて、縦の線を意識してグリーンを上下に配しました。もちろん、カーネーションの縦の不規則さも意識しています。ピンク系の色合わせももちろんです。
添え物が前回と同じというのは同じお花屋さんだから、というのは少し残念ですが。この季節、この土地の店でのおしゃれグリーンなので受け入れています。
いつもの上から見たところ。部屋を歩きながら。
この活力あるカーネーションの「ひだ」が、スプレー菊の花びらの元気さが、人の目を惹きつけます。部屋にあるとついつい見てしまう。
【まとめ】
足下の細さも、ガラス器のみならず、夏らしいすっきりした形を醸し出しています。夏の黄色や白から抜け出してもさわやかな小品となりました。
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(この数回は、まとめてnoteにしました)
かしこ