No.19-ひきつづきのクリスマスツリー
【生けた日】2021/12/11(土)夕
そろそろ師走らしくなってきた休日の昼間、晴れ空の下、暖かいうちに外出を。先週のホワイトクリスマスもまだ生き生きしているので生け直し、こちらは新たに生けました。先週が大物だったので、今週はややコンパクトに。
【花の種類】枝ものと、花と
白い着色木は木の名前を忘れてしまいました。きれいなものだったので素材として保管してあったものです。これにほとんど使ってこなかった錫(すず)製の装飾を出してきました。錫は柔らかく、手で自由自在にかたちが変えられます。そしてモンステラを1枚とシルクのような赤いバラを2本。これに先週のアンスリューム(ルミナ)を1本だけ加えました。
着色木 2本
バラ 2本
クジャクヒバ 2本
モンステラ 1枚
アンスリューム 1本
錫のシート 1枚
【花器】新しいくびれガラス器
先日購入したガラス器の再登場。あとからくびれがあることで留めが簡単だと気づきました。角度の工夫は必要ですが。
【ポイント】クジャクヒバを使ったツリー
クジャクヒバは葉の先が黄色なので、軽めのグリーン。そこにモンステラがどっしりと下を向いています。バラをそっと添えたときにモンステラの巨大な存在感を和らげるために押さえとして錫を使い、さらに添えのバラの足下が見えるように折り返しました。ヒバの右側のかけたところをアンスリュームルミナでさりげなく補っています。
【花の価格】1,673円
ここのところ毎週通っているお花屋さんが割り引いてくれました!
【作品】
今日は錫のシートを引き延ばして使いたいと思っていました。そのきらめきがこの小品を華やげてくれていると思います。赤いバラは赤いバラらしく、半歩引いたところから存在感を際立たせています。花いけとしては、白をヒバに沿わせるのは自然の成り行きであり、ヒバの足りないところをアンスリュームルミナで補えたのは幸運でした。今回はそろそろアレンジを効かせていこうというタイミングで、モンステラもうまく収まり、まあまあ満足です。あとで、錫のかたちをもっと工夫してみたいと思います。
【まとめ】
前回のウンリュウヤナギは、まだユーカリやカーネーションが元気なため、少し短く切って、残った大物は素材として、納戸に保管しました。今週ヒバを選択したのはよかった、残りのクリスマスシーズン、次は何を使うか、さらに考えていきたいと思います。
そうそう、ユーカリが数日後から強めの香りを放ってきて、鼻炎や喉に効いています。ヒバもそのうち香りを放つかもしれません。寒くなっていく中、爽やかなウッディーな香りで満たされています。
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かしこ