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No.39-あじさいの季節

【生けた日】2022/6/5(日)

お花屋さんへの道にも生き生きと咲いている、旬のあじさいを、生けに行きました。

【花の種類】

グロリオーサの拡がりを、まるで花柄のスカーフのように、花と花の間を草木で埋めるイメージをもって花材を選定しました。組み合わせたかったのは薄青のあじさいでした。

グロリオーサ 2本
あじさい 2本
リューカデンドロン 2本

【花器】ガラス花器

先週のガラス器に再度登板してもらいました。口が狭いと、左右に枝を広げやすいものです。

【ポイント】

今回は一見ニューサイランにも見えますが、桔梗欄を選んでいます。末広がりな葉の伸びやかさが上手く伝われればいいなと思っています。
赤のマスも葉の間に入り、1つとして同じ花がない状態で、まとまって見える作品として異色ですね。

【花の価格】 3,223円

よく利用するお花屋さんが改装されてきれいになりました。花が一段と生き生きとして見えます。
今回はグロリオーサで広がりを作る関係上、本数を増やしたため、それが価格に反映されました。

【作品】グロリオーサとあじさいの間を埋めるリューカデンドロン

リューカデンドロンから葉をとる作業を今回初めて試みました。比較的葉を取り除きやすいというのが感想ですが、弾力がある枝のため、正確な調整は少し難しいと感じています。

【まとめ】

今回は奥行きが見えなく、二次元に見える作品となりました。バナーが壁紙のように見えるのは記憶によれば二度目、昨年のキキョウ以来となると思います。それはそれで反響もあり、なかなか面白いと感じています。今後、ひとつの手法として、偶然ではなく自在に表現できればと思っています。

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かしこ




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