新サービスが生まれる方法
新たな価値や新たな仕事は、一人のスーパープレイヤーから生み出されるのではなく、チームで創る時代だと思います。
僕も普通の美容師だし、普通の経営者です。
特に秀でたモノもなく、オンライサロンとかもやってない。
それでも、この厳しい状況下で、2年連続前年比120〜130%にアップ。店舗数も2店舗からフランチャイズも入れれば4店舗になりました。
スタッフ数も3倍に増え、チームが一丸となって目標を達成してくれました。
そんなうちのサロンもみんなバラバラです。スーパープレイヤーもいません。
これだけは譲れないってものも違えば、誰にも負けないって思っているスキルも違います。
それでも、成果を生み出すことができたんです。
新サービスの生まれ方
新しいものって全く何もないところから生まれるのではなくって、今周りにあるいくつかの組み合わせから創造する。前回も書きました『できる』を増やす・見つける作業が重要なんです。
オーストラリアの経済学者シュンペーターの言葉を借りるなら
イノベーションとは・・・
既存知と既存知の新結合。
そういった考えに向かったのもこの仕事していたから。
美容師さんて、凄い。この仕事をしていて思うこと。
カットをしている時ってお客様と普通に会話しますよね。
例えそのお客様が、内閣総理大臣でもMVPスポーツ選手でも。
ヘアデザインって武器で、色々な方々とコミュニケーションが取れてしまう。なんか凄いなーっていつも思います。
3歳の頃からずっとカットさせてくれて、その子が大人になり自分の子供の初めてのカットをするために連れてきてくれる。
凄いなーって思います。
色々な人たちと関わることができる。
そこで、知識や教養、自由と制限に関するたくさんの経験に触れる。
その経験と関わりから、たどり着いた結論。
ヘアデザインじゃなくていいのでは?
もちろんヘアデザインがあっての話ですけど。
我々が、お客様やステークホルダーと一緒に豊かになることも大事。
そういったもっと広い関わりを考えるとお客様にとってヘアデザインは選択肢の一つではないか?というところに行き着きました。
もっと、何かしたい。
あなたは何したい?
色々なことがしやすい時代になって、辞めずに始めることができるようになってこういった流れは確実に来ると僕は、思っています。
では。