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坂本龍一、細野晴臣

坂本龍一、細野晴臣

YMOとしても有名だけど、もはやジャンルにとらわれない様々なシーンで彼らそれぞれの音楽を耳にしたことがあるはず。


僕が好きなのは
坂本さんのkoko
細野さんの悲しみのラッキースター

彼らの作り出す音楽も魅力的だが、その人柄、話し方もまたたまらなく素敵だ。

坂本龍一さんはどこか孤独でとがっている感じがあり、細野さんは緩やかで楽しく繋がる感じがあり、2人は近いような遠いような所で、それぞれに活躍してきた。

ファザー・コンプレックスという言葉がある。日本では「大人になっても親に甘えている、好きすぎる」みたいな印象があるけれど、それは一面の意味しか捉えていない。本質的な意味は、「必要以上に親からの影響を受け続けている状態」のことを指す。
つまり、「好意、依存、甘え」だけではなく、「嫌悪、恐怖、対立」もまたコンプレックスの状態なのだ。

坂本龍一さんのお父様は著名な編集者で、子どもの坂本さんにとって厳格で恐ろしい人だったそう。その父親との関係性と、細野さんとの関係が、どんなふうに絡んでいたのか。そんなはなし。

とてもデリケートで、でも打ち解けた大変あたたかい対話。


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