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何を書いてもいいし、何を書かなくてもいい

SNSの類いとの適切な距離を取るコツは、「誰もそんなにあなたの生活や意見を気にしていないよ」という適切な感覚を持つことだと思う。(いい意味で。) 興味の湧く人の投稿を意識して読むこともあるだろうけれども、だからといって仕事で投稿しているわけではないのだ。内容に一貫性が無くても問題ない。網羅性が無くてもいい。きのう書いたことと今日書いていることが矛盾していてもいい。書いている人が良いと思っているならそれでいい。 にんげんだもの。 ・一般的な常識をわきまえていれば、何を書い

    • 書くという作業の圧倒的な力を感じる。ぎしぎし言っていた歯車が、ぐいぐいと回り始めた。 書きにくいことこそタイミングがあり、時が来たら書き出すといいのだろう。何度か自分で読み直したが、思考に筋道が付き、螺旋が上に向かって回り始め、もう同じところを回ってはいない感じがある。

      • 「雑感」というタイトルで最初書き始めた。そんなタイトルを一度使ってしまったら、大体すべての記事が雑感しか書いていないような気がしてしまう。 だが書き始めるときはいつも本当に雑感を書くつもりで書いている。それでいて、書き進めるとまぁそれなりに内容がまとまっていくので、雑感と言うタイトルで書き始めるのお勧めですよ。 自分の中で意識の改革が行われつつあるのを感じている。改革を行っているのは自分自身なのだが、仕組みを変えたら意識と感覚の流れが変わって行っているのを感じている。

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        • 幻想illusion

          言語学習に関するpolyglotの方の動画を見ていましたら、いわゆる文法書に出てくるような語形変化リストなどはillusionですよ!と言っておりました。 リストを覚えれば理解できるのではなくて、たくさん生きた言語に触れていくうちにあの変化が自然に覚えてしまうのが大事、と。 我々が何気なく取捨選択している日本語の「が」と「は」の違いなども、どんな理由で区別されているのでしょうか。やはりたくさんの文章、会話、文脈、シチュエーションを通して、その絶妙なニュアンスの違いを感じる

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        • 書くという作業の圧倒的な力を感じる。ぎしぎし言っていた歯車が、ぐいぐいと回り始めた。 書きにくいことこそタイミングがあり、時が来たら書き出すといいのだろう。何度か自分で読み直したが、思考に筋道が付き、螺旋が上に向かって回り始め、もう同じところを回ってはいない感じがある。

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          ちっちゃい人間

          ちっちゃいというのは大変なことだ。背が足りないので届かない。脚が短いので移動が遅い。力が弱いのでしっかりつかめない。一人では生きていけない。だが、なんと愛らしいのだろう。 昨日、急にぺたぺたぺたと歩いた。そして面白かったのだろう、頻繁に歩くようになった。人のうちに眠っている能力というのは様々あるのだろうが、十分はいはいを楽しんだ末に、やる気になって歩き始めたようだ。バランスをとるのを楽しんでいる模様。 「やる気というのは、やってみたら思ったより上手くいった時に出るものらし

          ちっちゃい人間

          寝起きに音楽が欲しくて、でも違うのは聞きたくない時、青葉市子の「3びきのくま」をきく そうしてる時期があったって教えてくれたひとがいて、それからそうしてる お気に入り、とても。

          寝起きに音楽が欲しくて、でも違うのは聞きたくない時、青葉市子の「3びきのくま」をきく そうしてる時期があったって教えてくれたひとがいて、それからそうしてる お気に入り、とても。

          ふわふわ

          目が覚めて、意識が現実に戻る少し前のふわふわした感覚が好きだ。あるいは入眠前に暗闇のなかで意識だけが漂い始め、時間が消えていく感じが好きだ。 眠るというのは不思議なものだ。脳が休むと、身体は修復され、心も整理される。8時間眠れば、人生の3分の1を眠っていることになる。これは生産性のない非効率な生き方では無いのだ。むしろ3分の2で経験と同時に傷もついた心身を3分の1で修復することで、さらにのびのびと次の3分の2を生きることが出来る。 眠ることは無駄ではなくて必要なことなのだ

          ふわふわ

          相談の難しさ

          相談の難しさ。 もっと相談してくれたらいいのに、と言われたことがある。その時は本当に悩みが深刻で、長期間どうしたらいいだろうかと考え続けていたから、それが雰囲気にも出ていたのだろう。 しかし、相談というのは難しいものである。 お腹がすいた時に、病院に行って「お腹が空きました」と相談する人はいないだろう。 逆に、お腹がキリキリ痛む時に、ファミレスに行って「お腹が痛いのですが」と相談する人もいないだろう。 そこに行かないのは、行っても仕方のない種類の問題を抱えているから

          相談の難しさ

          洗濯物を畳みながら

          洗濯物を畳みながら、このタオルも綻んできたな、そう言えばこれ引っ越した時に買ったんだわ、あっという間だね、あ鳩が鳴いてる……バター買うの忘れた。そんなことを呟きながら、すっかすかの言葉の中に、適当に言葉がはまっていく。すっかすかだから入る余地があり、馴染む余裕もある。

          洗濯物を畳みながら

          男の体、同じ感じの空気をまとう

          20歳から30歳の間のどこかで、身体が成人男性らしい重みをもつようになったのを感じた。それまではひょろーっとしていたのだけれど、骨格に筋肉と脂肪が程よくまとわりついて、男性らしくなった。そうなると、非常に力が強くなったのを感じた。叩いたり殴ったり蹴ったりすると、物が壊れるな、という感じがした。破壊力が増した。 生活において、瞬間的で爆発的な力の発揮はほとんど必要とされない。むしろ、長時間座っても腰を痛めない足腰とか、キャップを開ける握力とか、草を抜く力とか、そんなものが必要

          男の体、同じ感じの空気をまとう

          なにをだれと

          人生がどんなふうに転んでいくかは分からないものだ。出会いとタイミングで人生は大きく変わる。でも、自分で掴みに行って変えることの出来るものもたくさんあるとも思う。すべてが運次第ではない。 何をやるかという意味では、自分の進みたい方向性や分野、やりたい事業、作業は、明確にイメージを持っていれば選べることもある。 だが、やりたいことというのは、やってみなければわからないものだ。本当に。 きっと、どんな仕事についたとしても、その仕事の好きな部分と、嫌気の差す部分と、両方があるはず

          なにをだれと

          つながり

          ふと、帰属意識というものについて考えた。役割があると必然的に帰属意識をもつ。私はだいたいやりたいことで何かに帰属してきたので、いつも役割があって、だからやる事やってるんだからまあ人間関係は程々でいいよという感覚だったんだと思う。 でも、仕事というのは人間関係ありきだろ!という人もいるよな。何をやるかよりも誰とやるかだ、みたいな。そういうタイプの人に困らされてきたし、一方で助けられても来たんだろう。 わたしはやる事で繋がるタイプだから、関係性だけでは繋がらない。役割が終わる

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          さよーならまたいつか!

          心を動かされる音楽に、たまーーーーに出会う。この曲がそうだった。 朝ドラで、何度か目にしたときになんとなく耳に残り、アニメーションも素敵だなと気に留めていた。でも、このMVの全体を見たらぶわっときた。 米津玄師の歌詞も、心地よい抽象具合で、訳の分からない刺激が心に突き刺さった。この音楽に奪われた。 そしてアニメーションも、俳優たちの演技も、その表情も、歌も歌詞も、グサグサと刺さる。 三か所、特に心に刺さった。 その人の苦しみは、ほかの人には容易にはわからない。したり顔

          さよーならまたいつか!

          気持ちいい くはない

          そんなに上手く弾けたら気持ちいいんだろうなって思います。 大学生の時、プロオケのチェリストにクリニック?を受けたことがある。日頃疑問に思っていたことを聞いてみようみたいなレッスンだ。 そこで上記のことを言ってみた。気持ちよく弾けなかったから。気持ちよさそうだなあと思ったから。 でも、先生は不思議そうな顔をして、「気持ちいい?んー、まあいい音が出て嬉しくなることはあるけど、気持ちよくはないかなあ」と言っていた。 振り返ってみると、確かに上手く弾けても気持ちよくはない気がす

          気持ちいい くはない

          Popper No. 27

          C major, Allegro (126, 96) ポッパーはこのエチュードを「全体をa springing bow:跳ね弓、 (spiccato) (スピッカート)で」演奏するようにという指示で始めている。第一の目的は余計な雑音の無い心地よいスピッカートを鳴らすことであり、次の目的は、手を縮めて再び素早く開くことですべてのポジションにおけるシフトの練習をすることである。その際、次のハンド・ポジションのために音程を損なってはならない。これらの目的のため、また弓と左手の協調性

          Popper No. 27

          破黙

          挨拶に特別な意味は無いけれど、挨拶をする人間になってしまうと、挨拶しない人は非常識に見える。挨拶は言わば潤滑油のような役割を果たしていて、世間話にならない程度の会話なのだ。 こういう時にはこういうことを言うものですよねという決まり文句にすこしアレンジを加えて、お互いの調子を合わせる。決まり事を守っていると一体感が生まれるのだ。 でもそういういろんな決まり文句が決まったとおりに流れているとたまに全部壊してみたくなる。 みんなが神妙な顔をして静かに座っていると、ここで大声で