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足枷をつけたまま動こうとする私の背中を支えてください。

先日、画像つきでこんなつぶやきを公開しました。

ふつうに過ごしてたら、もう間に合わないし、募集資格にあてはまりもしないから、受験資格そのものがないのです。私も、もう30歳超えてます。ふつうなら募集ポスターの「応募資格」のところで諦めるはずでした。

ポスターを二度見して(応募資格のところは何度見たかわからない)、スマホ取り出してQRコード読み取って、即アクセス。応募要項を読んで、LINEでのやり取りで申し込みが完了するようでした。
紙に書く履歴書と職務経歴書をLINEのテキストで入力を進めていって、最後の提出物のところまできたところで顔写真が手元にない、となりました。
その翌日に証明写真を撮ってきて、申し込みは完了。数日後に受験番号やら必要事項が書かれたメールが来ることになってます。

もちろんこれ、家族にも伝えました。母は「受けてみたら?」と背中押してくれましたが、問題がひとつ。それはきょうだい、つまり姉です。
なにをどう取ったのか知りませんけど「一般事務=パソコン使えなきゃ(エキスパートもしくはスペシャリストもしくはプロフェッショナルって言いたかったのかよ)務まらないでしょ、あんたにできるの?」みたいなことを言われたわけです。

──

ああ、また始まったよ。最初から無理って決めつけて諦めさせる手法。
最初から完璧にこなせる人なんて見たことないですし、だいたいやりながら覚えていくもんじゃなくて?? 仕事ってそうだと思うんですけど。民間でも公職でもそれは同じじゃないんですか?
「他人のチャレンジに口を挟む人の言うことに、いちいち耳を傾ける必要はない」
誰かが言ったわけじゃないし、誰かからかけてもらった言葉でもないんですけど、これってつまり、私に諦めさせようとしてる。今回も「どうせ無理でしょ?笑」でやめさせようとする。

プリンターが一生懸命動いててもはっきり聞こえた「できんの?」はとりあえず無視。できないなら最初から申し込みなんてしませんよ。
今回はたまたま「昭和59年4月2日以降の生まれ〜」ってなってたから、あてはまると思ったから申し込みしたんです。それだけなのに「どうせ無理でしょ」で片付けたがるあんたは何様なのよ??

──

チャレンジする機会はこれまでにもあったんですが、上記と同じ理由ですべて諦めてきました。公務員試験以外も、なんかいろいろ諦めてきちゃってたみたいです。就職試験はなんとか乗りきった、って感じです。
でもやっぱり、ネックになることはあるんですよね。コミュニケーション能力とか。電話対応とか。最低限のはできると思いますが、クレーム対応は無理に近いかも。和菓子屋にいたとき、受話器持ったままでしばらく固まりましたからね。で、当時の上司に「キミは〜」って言われました。
言い訳に聞こえてしまうかもですが、そのころは発達系に異常があるとは思ってなくて。もちろん会社にも言いませんでした。判明してないことは言えないでしょ。知能検査を受けるか受けないかで悩んだこともなかったし、「あれ、なんでほかの人と同じようにできないんだろう?」って思うだけでした。

足枷かなあ。結構キツめの足枷。つけたまま生きてるようなものっぽい。学生時代は「他人が見てる自分」をほかの人から直接聞くことがほとんどなかったから(なるべく人と接しないようにしてきたからですが)、行動とかしぐさとか、直接言ってくる/教えてくれる人もいなかったんです。
ああ、イジリとイジメは別ですが。

でも、その足枷つけたまま動いても、なんとかできた。なんとかなった。できた / できない で言ったら、できた に○がつきます。
だから和菓子屋から検査の仕事に転職できたし、八洲学園大学にも入学できた。ついでに軽度ですが「そういう」傾向があることもわかったし、対処法を知ることもできた。

もしかして私、できない理由つけて逃げてただけ?
だとしたら……逃げちゃダメだ、になるのか。

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うるら(あっぷ)
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