【1月】IT学習=登山家【テーマ別学習】
ITの学習をしていると(特にAIのような世界の最先端付近の分野)、自分が開拓者や登山家になったような気分になります。
さて、1月は以下のものを行いました。
基準はこちらです
セクション1(1~10日):
新年の抱負・行動目標・報酬決めセクション2(11日~20日):
人間の不合理性についてセクション3(21日~31日)
:DX関連
行動目標
策定するにあたって長期目標を意識しました。
具体的には
「自分の価値観」や「人生の目標」と合致しているか?
という視点で考えました。
価値観としては、「好奇心」「成長」「挑戦」
目標としては、「困難に打ち勝つ智慧と能力を身に付ける」
これに合致している行動を週ごとにテーマを決めて、集中的に実行することにしました。
学生で例えると「今週は数学の2次関数を中心に、基本から応用まで幅広くやろう!」みたいな感じです。
メリットとしては、
(1)行動する時の迷いが減る
(2)あれこもこれもと手を付けるが結局容量過多となることを防げる
という点があると思っています。
また、策定するにあたって以下の本を参考にしました。
Amazon.co.jp: ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために eBook : ドリー・クラーク, 桜田直美, 伊藤守: Kindleストア
生き急いで、目先のことばかりに気を取られていた自分にとっては大変勉強になりました。
この本の中の「収穫期」の考え方を基に、今のプログラムを作っています
人間の不合理性について
読んだ本は以下のものです
(1)人はどこまで合理的か 上 | スティーブン・ピンカー, 橘 明美 | 数学 | Kindleストア | Amazon
(2)人はどこまで合理的か 下 | スティーブン・ピンカー, 橘 明美 | 数学 | Kindleストア | Amazon
また、全部を読破できたわけではないのでそのうち読み直すと思います。
上巻では、人間の非合理な点について。言い換えると、人間が生まれながらにして持つ考え方の偏りである「バイアス」について。
下巻では、バイアスに振り回されずに、人間の合理性を加速させる方法について。
人間のバイアスは意識的に対策をしないと、簡単に引っかかってしまいます。
例えば以下の事例をみてみましょう
2つの飛行機があります。あなたはどちらに乗りたいですか?
(A)97%安全な飛行機
(B)3%の確率で事故が発生する飛行機
どちらがいいでしょうか?
自分も、答えを知っているとはいえ、直観的にBの飛行機に嫌悪感を感じます。
一度冷静になって考えると、2つの飛行機の安全な確率も事故に遭う確率も同じです。
このように、マイナスな物事を過剰に評価してしまう性質を「ネガティビティバイアス」などと言ったりします。(プロスペクト理論とかとも言う)
人間の非合理性とは上手く付き合っていかないといけないですね
また、これらに関連したものとして
人間の不合理性に注目したマーケティング:
Amazon.co.jp: 欲望の錬金術―伝説の広告人が明かす不合理のマーケティング eBook : ローリー・サザーランド, 金井 真弓: 本人間の消費行動×神経科学。人がものを欲しがるとき、頭の中で何が起こっているのか?:
Amazon.co.jp: 「欲しい!」はこうしてつくられる eBook : マット・ジョンソン, プリンス・ギューマン, 花塚恵: 本人間を突き動かす「何かを所有したい」という願望の正体とは?:
Amazon.co.jp: 人はなぜ物を欲しがるのか 電子書籍: ブルース・フッド, 小浜杳: Kindleストア
などもあり、そのうち読みます
DX関連
DXとはデジタル・トランスフォーメーションの略で
要はAmazonとかネットフリックスみたいな企業です。
乱暴に言うと、元々あったビジネスが、デジタル化を進めていった結果、全く別の進化を遂げるという意味です。
ネットフリックスは、元々はレンタルビデオを郵送返却できるサービスでしたが、ストリーミングサービスに舵を切ることで今に至っています。
つまり、ポケモンで言うとメガシンカとかテラスタルみたいなものです。
元のポケモンとは基本は一緒だが、全く別次元の方向に変化した存在というわけです。
このDX化の推進を国や一部のビジネス系インフルエンサーや経営者たちが喧伝しているのが現状です。
日本の変化速度を考えると、2030年頃にはもうちょっと一般的になってそうなぐらいの物事ではあります。
Amazon.co.jp: 1冊目に読みたい DXの教科書 (なるほど図解) eBook : 荒瀬 光宏: Kindleストア
GLOBIS学び放題×知見録www.youtube.com/@GLOBIS_Manabihodai-Chikenroku
PIVOT 公式チャンネルwww.youtube.com/@pivot8935
などを使いました。まだそこまで市民権を得ている言葉ではないので、動画での情報収集が主流でした。
個人的に、
動画で簡単に知る➡本で詳しく知る
は今後も使う方法になりそうです。
さて、「DXって何するの?」という質問に対してはこのように答えられます。重要なことは3つです
データの蓄積:
これまで紙や個人の端末内にあったデータを収集可能にして一元管理するデータの分析:
集めた情報から改善案や可能性、課題を抽出するデータの活用:
集めたデータを元に、実際に行動に起こす
というのが簡単なイメージです。
それぞれの段階で、それぞれの面倒ごとがあるそうです。
これらの活動を通して、要は
「ライバル企業を出し抜く方法・可能性はないか?」ということを探すということです。
データにすることでこれまで見えていなかったことが見えるようになり、可視化ができれば、分析もできるというわけです。
個人を例にしてみると、
何時に寝て何時に起きれば、日中の集中力を高く維持できるのか?
というのを睡眠データ・脳波などを収集して
そこから「この生活リズムがいい!」とわかれば実際に生活リズムを変え、それに合わせて1日の行動を変化させるようなものです。
その結果、いつも授業中寝てばかりの常時気絶している人が、
授業中ずっと集中して学習するようになる、といったイメージかと思います
DXという言葉がただの流行として廃れていくのか、
あるいは日本人全員の共通項となるかは分かりませんが
少なくともITに関する知識や見分はあっても損はないとおもいます。