痛い同士で話そう、インスタライブ
今週末、10月22日(日)21:00〜、特別なゲストとして、子宮内膜症の痛みに苦しむライターの大和彩さんをお招きして、FuanFree公式インスタアカウントでおしゃべり会をします。
痛い人同士集まろう!
子宮内膜症の方、子宮全摘出手術を受けた方、これから手術を考えている方、PMSで辛い思いをしている方、それらで性交痛を経験した方など、大歓迎!大和さんのお話を聞きながら、みんなと痛みについて語り合う場です。もちろん聞くだけでもOK。
子宮内膜症の痛みを真に理解してなかった
大和彩さんの著書「子宮にちんぽが届くまで」を読んで、自身の知識不足に衝撃を受けました。こだまさんの小説「夫のちんぽが入らない」にタイトルが似ているかもですが、著書も本人の経験をベースに描いた小説です。子宮内膜症の主人公である夢子が、子宮全摘手術のビフォー・アフターでセックスの違いを探求するストーリー。夢子の葛藤や、妊孕性の維持に関する社会的な問題なども取り上げられています。物語には夢子がラップしたり、子宮がしゃべったり、ちょっとクスッと笑えて、楽しく読めます。
痛みの程度は個人により異なると思いますが、この小説は私が今まで想像していた「子宮内膜症の痛み=PMSと同等のもの」ではない人もいることを教えてくれました。彼女の痛みは日常生活を困難にするほど深刻で、それなのに理解が不足していることについて疑問が湧きました。みなさんも同じように思っているのでしょうか?学業や仕事、社交、性生活、どれも楽しくできていますか?大丈夫?
低用量ピルやミレーナは、多くの方にとって痛みの軽減に効果があると考えていましたが、それが当てはまらない方もいることに気付きました。恥ずかしい話かもしれませんが、大和さんと出会って、ようやく理解できるようになりました。
痛みを理解してもらうって、ムズイ
私が性交痛で一番悩んでいたのは、同じ痛みを抱える人と出会えないことでした。痛みのない人に話しても理解してもらえないことが多く、逆に「パートナーがかわいそう」、とセックスできないことを避難されるような言葉に傷つけられたりすることもありました。そんな私ですが、今回MCで登場する三浦ゆえさんから大和さんを「子宮内膜症で性交痛もあるんだって」と紹介されたときは、心の中で生理がひどい人ですね、よろしくお願いします的に挨拶した記憶が…。大和さん、ごめんよ。
大和さんは30年以上、子宮内膜症の痛みをまわりに説明し続けてきましたが、理解された経験はなかったそうです。担当カウンセラーから小説を読んで、初めてあなたの辛さが理解できた、言われたそう。
痛い人同士でわかりあいたい
自分もやらかしたけど、人は他人の痛みを理解することは難しいかもって思うんですよね。だったら、同じ痛みを経験した同士で語り合うのはどうかなって。やってみないとわからないので、初ライブの試みです。当日おぼつかなかったら、ごめんなさい。気軽に参加していただけると嬉しいです。
10/22(日)21:00〜のインスタライブはFuanFree公式インスタアカウントにて
大和さんの小説は同人誌でこちらのリンクに詳しくあります。