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吹奏楽コンクールに音楽を鑑賞しに出かける時の注意事項

 お暑うございます。すでに吹奏楽コンクールの地区大会は、終わってしまったところもありますが、みなさま練習に応援にとお忙しいところと思います。おつかれさまです~

 先日なんとかかんとか送り出した拙著については、色々な方に吹奏楽について考え直す機会にしてくださっているようで、大変ありがたいことです。

 さて、シーズンなので、先日から地区大会・県大会の開催状況などをウォッチングしているわけなんですが、もし、もしですよ。私や他の吹奏楽愛好家のみなさまに触発されて、吹奏楽コンクールを鑑賞しにでかけてみようか、と思った方がいらしたら、ちょっとだけ気にしていただきたいことがあるのです。


その1 関係者以外も入場できるか、必ず事前に確認を!

 6/20に公開された全日本吹奏楽連盟の吹奏楽コンクール日程予定表では、各都道府県のホールで開催される予選の状況が確認できます。
 もしお近くのホールでコンクールの予選をやっていて、ちょっと聞きにいってみようかな、と思った場合は、必ず上記か、その都道府県の吹奏楽連盟支部のHPで、当日券の販売があるかどうかを確認のうえおでかけください。
 コロナ禍のひどかった2020-2022の間、音源審査や非公開審査をしていた連盟もおおくありますし、今年も状況によって、一般の観客を制限している場合があるということです。会場まで行ったのに聴けなかった、では悲しすぎますので、ぜひともよろしくお願いします。

 首都圏の情報のみですが、こちらにまとめました~

 ちなみにコンクールの演奏は聴くことができても、審査発表は関係者のみという場合もあります。結果はHPで公表されるものなので、郷に入っては郷に従えで、部外者であることを自覚したうえでお楽しみいただければと思います。

その2 鑑賞者としてのマナー

 ふだんから演奏会を聴くことのおおい方には釈迦に説法ですが、感染症対策、適切なマスクの使用、音の出るようなものを持ち込まないなどの基本的な事項は、コンクールにももちろん適用ください。コンクールの舞台にのっている人たちにとっては、何にも代えがたい大事な数分間ですので。

 また、上記と相反することを言うようではありますが、コンクールには出場者の関係者がたくさん来場します。3歳以上なら入場OKとしている現場もあったりします。自分以外の来場者の出すノイズには、できるだけ寛容な態度をとるのが、楽しく吹奏楽コンクールを鑑賞する上で重要だと思います。
 演奏中におしゃべりしていたりする人がいると、確かに気になるとは思いますが、そういう方々にはスタッフが注意しに来ますし、自分でなにか注意してやろうとか思って悶々とするより、なるべく気にしない、可能なら席を移動する(たいてい自由席なので)などの措置が良いかと思います。もしどうしても気になる場合は、近くにいる場内スタッフに注意してもらうようそれとなく伝えてみるのがよいでしょう。

その3 がんばりすぎない

 暑いさなかの開催です。水分補給や暑さ対策はもちろんなのですが、すべての団体を聴こうと頑張りすぎないことが大事かと思います。
 ほとんどの吹奏楽コンクールが、各都道府県の大きめの市民文化会館等で行われます。会場によっては、駅から遠く、炎天下を歩いて会場まで向かわねばならない場合もあります。この時点でだいぶ消耗したりします。。
 そして会場に着いてプログラムを眺めてみると、これまた鑑賞目的の人にとってはなかなか過酷なスケジュールだったりします。間の休憩は15分のみ、お昼休憩も最低限で、朝から夕方まで聴かなくては、と思ってしまうとなかなかつらくなります。
 ただの鑑賞者は審査員とは違って、全部の演奏を聴く義務はありません。自分の体調を最優先に、ちょっと冷房きついな、とおもったら外で休憩するくらいのスタンスで臨んだほうがよいとおもいます。

 以上、いくつかの地区・県大会会場をまわってきた者からのアドバイスでございました。

 コンクールの地区大会や県大会を聴きに行くいちばんの醍醐味は、コンクールらしからぬ選曲や演奏に出会えることだと思っております。上の大会に行くに連れて固定化してきちゃうレパートリーに飽きた方、ぜひご無理のない範囲で、予選会にでかけてみてはいかがでしょうか。すこし遠出して、ご当地の観光もついでにするのもまた良し。くれぐれも、チケットを入手できるかまずは確認をしてくださいねー!


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