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海外生活を夢見る若者へ。

自己啓発本に感化され楽しいことだけ抜粋してやっていたい。
ワーキングホリデーで海外に行き上っ面だけすくいとって何かを知った気になっている。
キラキラしているようで勘違い。

けっこういると思うんですよ。
若い人の中には。
海外に行ったのがステータスみたいな。
まーステータスなんだけれども。
ただ行ったってだけの人。

でも一言言いたい

どこにいたってあなたが何をやるのか何をやってきたのかが大事なんです。

えーと

行きつけの美容室がありまして、担当の子がまだ20代半ばくらいなんですけど。
海外生活に憧れがあるというので色々実体験とかを話していたんです。

で、こないだ髪を切りに行ったらその子がカンボジアに行くことを決めたと、今日で会うのが最後になると言ってくれました。
mato.さんの話を聞いていてやっぱり勝負したいと思えました、と。

嬉しいですよね。
もう感動してしまって。

自分の経験や存在が誰かの生きる指針になるのだということを実感しました。
そういったこともあり僕は今こんなことを書いてしまっているのかもしれませんね。

で...

僕がメルボルンに行ったのは7、8年前くらい。実際生活してたのは2年くらいです。
永住するつもりでしたが色々ありました。
行ったきっかけは日本で勤めていた職場が本当に嫌でこのままだったら惨めに死ぬしかないと思ったからです。
(この話も今度します。なかなか闇が深いです。)
日本の大衆心理も嫌いでしたし。
何より当時は世の中の全てが汚らしく感じていました。

3年我慢して勤めてお金を貯めて妻と3歳の娘を連れて渡豪しました。
英語なんて喋れませんよ。
This is a pen. くらい。

最初はそりゃもう反対されました。
アテも無い旅ですので。
自分1人だけならまだしも妻も子どもも連れていくなんて。
何か手に職があったわけでもないですし。

でも行くって決めちゃったんですよ。
妻には土下座してお金は貯めるから仕事辞めさせてくれって言いました。

住んでたところも引き払い家具も全て売っ払いスーツケースもってゴーです。

海外では色々ありました。

長ーーーーくなるのではしょります。

結果的に言うと

【人生に於いて最大級の価値のある時間】にできました。

ではなぜできたのかというと【目的と覚悟】があったからです。

【どこ】より【何が】したかったのかの方が先に来るべきところかなと思うんですが。

僕は価値観と自分を取り巻く環境をリセットしたかった。
家族をより幸せにしたかった。

から

メルボルンに行ったんですね。

それを忘れるとえらいことになります。
目的を忘れて横道に逸れまくる人は思っている以上に多いんです。
それほどに国としての環境の違いはインパクトのあるものなのです。

美容師の子にも言ったことですが、海外生活を考えている20代の方々はまず芯をしっかりともつこと。
おおよそ芯をもっている人が海外なんて言い出すのですがそれでもその芯をより太く持ちなさい。
何の為に行くのか、そのゴールはどこなのかを決めて行きなさい。
ワーキングホリデー、学生ビザで日本に帰って来るなら【いい経験しました】じゃなくて確固たる武器を身につけてきなさい。

目的と覚悟をもった人間だけが人生に於いてのその時間の価値を知るのだと思います。

実際僕は英語ができないので履歴書を片っ端から配りまくって面接では鼻で笑われながらもローカルのキッチンで皿洗いから最終的にスーシェフまでやらせてもらいました。
英語も最初はマクドナルドでオーダーもできませんでしたが最後は仕事でスタッフに英語で指示を出すまでになりました。

そのキッチンはキツいし厳しくて何人も辞めていくようなところ。
でも求人を出したら一晩で100以上の履歴書の応募があるようなところ。
明日から来なくていいと言われて去っていったスタッフが何人いたことか。
毎日120%でやらないとすぐクビです。
でもやりきりました。
ヘッドシェフの話もあったのですが家族の反対もあり今は帰国しています。

嫌味かもしれませんがこれは自慢です。

自信を持って言えることを僕はやってきました。

でも実はまだまだもっともっとできたんじゃないか、など考えてしまったりもします。

偉そうなことばかり言っていますがもしこれから海外に行って何かやってみようと思っている人がいるのであれば参考にしてみてください。

お前なんかに言われなくても俺はやってやるって思っていただけたらそれが1番いい。

僕は雑魚です。

ソッコーで追い抜かして下さい。

あなたがキラキラ輝けるのであれば僕はハッピーです。

お金持ちでなんとなく海外で遊びたいなーって人はこれ無視して下さいね。笑

さて、今日は書いているうちに熱が入りすぎてだいぶ乱れた文になってしまいました。
すみません。
敢えて直したりしません。
ではでは

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