悪書追放運動と、東映動画初期長編たち
ちばてつやさんが文化勲章を授与された際に、手塚治虫さんが悪書追放運動で大変だったという内容を話していました。
そういえば日本のアニメーションの源流を作った東映長編は、漫画映画と呼ばれていたにも関わらず、全く悪書追放運動のバッシングを受けず、一貫して文部省推薦でした。特に「安寿と厨子王丸」はバッシングしようも無い内容でした。作る側には不評だった安寿と厨子王丸ですが、もしかしたら、東映側が、作る側の環境を守るための深慮遠謀だったのかも。当時の漫画とアニメーションはある意味、対極に