万年筆を手に入れた。
最近、万年筆がブームなのでしょうか。
書店や文房具屋にも特設ブースが設けられているのをよく見かけております。
ご多分に漏れず僕も最近、万年筆を一本手に入れました。
これまで安物の万年筆は何度か使ってみたことがあるのですが、どうも書き味が好きになれず、憧れはあったものの諦めていました。
しかし今回、思い切って一万円以上の万年筆を買って使ってみたところ、とても書き心地が良かったので驚きました。
これは沼の予感。笑
普段から紙にペンで書くことが多いので、お気に入りの文具と紙は既にあるのですが、もうすっかり万年筆の虜です。
きっかけは、Youtubeで超かっこいいジャズの曲を見つけたところからでした。
あれ、BrubeckのTake FiveのLIVE映像なのに、Take Fiveじゃない!
なんだこの曲かっこいい!
調べてみると、The StrangersのGolden Brownという曲であることが判明。
超かっこいい!変拍子すぎる!
ってことで、暫くの間Golden Brownをヘビーローテーションしていました。
そしてそもそも、Golden Brownとは何なのか?を調べていた中で、Golden Brownという色のインクがあることを知り、すごく綺麗な色だ!と思ってどうしても使ってみたくなりました。
でもインクだけ買っても仕方ないので、折角ならまた万年筆に挑戦してみよう!
と思い切って今回は安物ではなく少しだけどお金を出して買ってみました。
本来1万円でも安価な方なのですが、まぁ初めはこのくらいかなという気持ちで。
あんまり安すぎると書き心地悪いのかも知れないって思ったのもあります。
これが大正解、白檀の持ち手の触り心地は良いし、ぬらぬら書ける。
B5〜A4の無地の紙にざっくりアイディアをメモするタイプなので、太字くらいが丁度よかったです。
Diamine Golden Brownも勿論GETしました。
万年筆のインクってすごい高価なイメージがありましたが、1000円~2000円くらいで買えてしまって、これにも驚きました。
あまり綺麗な字ではなくて恐縮なのですが、滲み具合がとっても可愛いらしい!
紙にコーヒーをこぼした跡のような、カフェオレ色?しかし、茶色系にしては黄色が強くて、なんとも味わい深い色合いです。
紙はミドリのMDペーパー(コットン)で、アイボリー掛かった優しい風合いの紙です。
これが太字の万年筆と合っていると僕個人は思うのですが、Golden Brownのインクはシャバシャバしている感じで、コットン紙の方が良くインクを吸ってくれるのか他の紙より乾きが早く、書きやすかったです。
コットンでは無い方のMDぺーパーを常用しているのですが、万年筆用にもう少しストックしててもいいな〜と思います。
ついでにもう少し濃い茶色のインクも欲しくなり、
PILOT iroshizuku 色彩雫 山栗を購入。
茶色の中でも彩度の低い上品な焦茶色、乾くと若干イエローがかっている印象。
非常に美しい万年筆用インク。
うーん、たまらん色しとる。
ちょっと調子に乗って、昔ネパールで買ったとっておきの手漉き紙のノートをひっぱり出してきて使っています。
いいな、いいな!
でもテクスチャー感やゴミが多くてちょっと引っかかるかも、
毛羽立ちも多く繊維がペン先に詰まらないか心配です。
MDペーパーの方が確実に書きやすいです。笑
新しい趣味をGETして、ちょっと調子に乗っていますが、
暫く字を書くことが楽しくなりそう。
これを機に字を美しく書く練習帳でも買ってみようかななんて思っている次第であります。
本当に、アナログなものが好きだし、素朴で手に馴染む道具が好き。
実はそう言った趣向をカメラやレンズでも!って思うことはあるのですが、そうすると恐ろしくお金がかかるので、写真機の類は必要な機能があるものをできるだけ安く抑え得て、フィルムや印画紙をたくさん使おう、というスタンスでいます。
それでも、どうしても欲しくなったら、手放しきれない壊れたLeica M2をオーバーホールに出そうかな。
そう言えばここ最近、ライカのレンズの中古市場価格少し抑えめになってきている印象があってどう言うことなんだろう…?と首を傾げていたり。
もしかしたら狙い目な時期なのかも知れない。(いかんいかん)
しかし、そろそろ暗室にも入りたい。
今年は額装までしたい。
健康づくりと、印画紙に焼いたプリントを額装までする事を目標にして頑張ろう。
そしてGolden brownの入った万年筆でサインいれるんだ!
これから楽しみです。
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