Zeiss C50/540 binoを作る(3)
鏡筒はVU50の塩ビ管で、カットマンさんで±0.3mmで切ってもらった。中性洗剤で洗って乾燥。

せっかくのレンズなので、塗装もきれいにしたい。自分でやるのはやめて井上製作所さんで塗装してもらった。

すこし時間がかかったが、ソケットの凸凹の削りも含めて、ネットで見つかったある塗装屋さんの1/3くらいの値段できれいに塗ってもらえた。
M57/60延長筒MとVU管をソケットでつなぎイモネジで固定。

まずプラシートに植毛紙を貼ったものを円筒状に丸め、鏡筒に入れた。これは特に接着はしていない。さらにこれに突き当たるまでレンズセルを入れ、


さらにプラシート+植毛紙を入れ、こちらは鏡筒に接着剤で固定。これだけでレンズセルが固定される。

右側のEMSの光軸調整ノブを原点位置にした状態で光軸を確認すると、左側の鏡筒がすこし上を向いていた。左の対物レンズ側の鏡筒バンドとアリガタの間にセロハンテープ2枚を挟んで鏡筒を下に振り、光軸を許容範囲内にまで調整した。


ヘリコイドのガイドは内側なのであまり目立たない。

これで一応の完成。かっこいい…。

ロゴシールを作って貼った。


架台はManfrottoのビデオ雲台MVH500Aにエンコーダを取り付けたもの。
MVH500A push-to架台化への道