Zeiss C50/540 binoを作る(2)

で、最近になって準備が整った。

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フォーカサーはヘリコイドにしたい。TS-Opticsの 2" Non Rotating Helical Focuserが良さそうだが、いちばん重たいケースでは1.2kgほどを保持してほしい。問い合わせたところそれくらい大丈夫だとのことで、選択。

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VU50用のソケットから後ろは
・M57/60 延長筒M (Borg)
・M57⇔M48接続リング (星見屋)
・ヘリコイド (TS)
・M48x0.75 to 2" Receptacle (TS)
でEMSにつなぐ。

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しかし重い2インチアイピースだと繰り出す時にかなりヘリコイドの回転が硬く、また光軸が傾きそうなので、重さと直動をサポートするためのガイドを作ることにした。アルミプラスさんで以下のパーツを作ってもらう。

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いちばん左はシャフトを固定するための市販のパーツで、シャフトサポータというらしい。光研さんという便利そうなところを発見。10個まで、250gまでを専用の封筒に入れて送れば、1週間でアルマイトができてくる。

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返ってきたのがこれ。綺麗。シャフトサポータはダイカストでうまく染まらないらしいので、そのまま使うことにする。

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2枚のプレートはリニアブッシュ固定用のブラケットで、K-ASTEKさんのTB-60ASに取り付け。

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Rのついたブロックはシャフトサポータ固定用のブラケットで、2インチアダプタのアイピース固定用ネジのひとつを外してそこに取り付け。

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全部を組み立てるとこうなる。

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Zeiss C50/540 binoを作る(1)

Zeiss C50/540 binoを作る(3)