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自由であれとサンタが言った

全力で夢を見るのだ
そのためにみんなで思考に色を塗る
イルミネーションの光が揺れた

*

「煙突を通って僕らはどこへ行けるのだろう」
今ならそれも電波に乗せて
世界と共有できるから

*

ツリーのてっぺんに落ちてきた星は
いつか見た流れ星だ
あの日間に合わなかった願い事を
今日ならゆっくり祈れるだろう

*

クリスマスシーズンの空気に揺蕩っているふわふわとした夢心地に
目をつぶって身をまかせる
足が地面から3cm浮いて、このまま飛べるのかって

トナカイとそりが飛べる理由は多分それだ


*

#クリスマス #詩 #フィクション #noteアドベントカレンダー2018

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