企業考察→クックパッド社(日本最大の料理レシピサービス・利用者5400 万人以上)
どうも、斉藤 史朗です。
以前X(旧Twitter)での投稿に、反響ありましたので、クックパッドについて、少し掘り下げて書いてみます。
参考にしている「妄想する決算」さんの記事考察は秀逸です。
クックパッドの記事も他にも投稿されており、他企業についても週1回以上のペースで記事更新されていますので、ぜひ、この機会に見ていただけたらと思います。
さて、クックパッドは、業界のパイオニアです。
「料理本を買わない私が料理を何かしよう」となった際に、何度もスマホから検索して、クックパッドでのメニューを見て料理をしてきました。料理する際のパートナーです。
私と同じような体験をしている方は沢山いるでしょうし、今でも使っている方も多いはずです。料理が身近になった世界観を作ったのは同社サービスのお陰でしょう‼︎
とはいえ、業界を牽引しているクックパッドが、直近業績が悪化しているようです。
記事内容としては、以下が大枠となります。
①ポータルサイトから検索エンジンの台頭による料理検索方法の変化
②情報検索における、PCメインからスマホメインやアプリメインへの移行
③競合の台頭と動画メディアへのシフトが遅れた
記事の中でこの3点は業績低迷の要因に該当しているでしょう。
有料会員数の減少や活用ユーザー数が低下していて、かつ動画メディアによってユーザーの視聴習慣が変わり、競合が台頭。
更に、経営方針の原点回帰の戦略とマーケットとの乖離があり、新規事業にも力を入れているが成果に繋がっていない状態のようです。
クックパッドは、ここ数年売り上げが低迷し、株価は下がり続けている。
ただ有料会員は下げ止まりを見せ、年間売上120億前後は担保されており、来季以降継続出来そうな予感はある。
売上低下の止血はでき、一旦次への戦い方に集中出来る環境が出来つつある。
新規事業は成果に向けて継続中である。
海外戦略は他社より先んじており、今後の伸びそうな予感がしています。
詳細記載はありませんが、2014年より海外展開を本格化しており、2019年12月末時点で展開国数は74の国と地域、32言語(日本含む)まで増加中。
2020年22日にリリースが出ていたクックパッドマートの取り組み。
宅配ボックス拠点をとにかく広げているフェーズで、地域の生鮮食品ECどこまで伸びていくのか注目。
改めてクックパッド株式会社とは?
日本国内殆どの家族世帯で使われているサービスであると思います。料理関連で迷ったら、まず使いますからね。
競合他社
よく言われるのは、クラシル、DELISH KITCHEN、楽天レシピなど。
なお、料理は、子育て世代、離乳食、一人飯などジャンルが多岐に渡りますので、その辺りも調べてみます。
クックパッド広告掲載メディアガイド2019年度版
ユーザー属性が分かりやすい資料です。広告営業ポジションを希望される方は是非ご参照下さいませ。
法人ソリューション
個人ユーザー向けにメインでサービス展開している同社の法人向け施策になります。一ユーザーでは感じとりにくい法人ソリューションの参加として。
コロナをきっかけに料理男子の需要が増えているみたい。クックパッドしかり、ここのニーズを取りに行くコンテンツを仕掛けてみると良いかも。
以上です。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
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