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1on1面談をカルチャーに根付かせたいが、上手くいかない【いくつかの対処法】

どうも、斉藤 史朗です! 

普段はマーケティング業務に従事しており、法人向けサービスにて人材派遣・人材紹介・健康経営・業務改善/アウトソーシング・キャリア自律などに関するコンテンツを作成しています。

本タイトルは、トーチリレーさんのyoutube解説を参考に、個人意見を付け加えて解説します。

今回たまたま1on1が題材でしたが、社内に於ける全ての施策運用に通ずる内容です。

私自身も法人向けマーケティング施策で、社内連携や社内浸透する機会があり、苦戦することもありますが、①~⑤の考えて、社内浸透を進めて結果を出してきました。

その考え方が皆さんに取って参考になれば幸いです。


悩み

人事担当者が、会社に1on1面談のカルチャーを浸透させてたいと考えていますが、現場が実施してくれないので、困っています。

結論

①経営層を巻き込んで、社長に率先垂範してもらう

1on1を行ってもらう人事側の視点ではなく、1on1を行う側の現場側の上司側の経験に向き合うこと。
現場側の上司自身が、過去に1on1を行った事がなく、効力を実感していない人である可能性が高く、そういう状況なので、あれば1on1を浸透させることは難しく、上司である方々の更に上司(経営層)などから部長層・課長層に1on1を行ってあげて、部長層・課長層も1on1を体験して、受ける側の価値を感じてもらうというのが有効的である。

そのため、経営層を巻き込んでまずは、1on1を行う人に対しての施策を打てると良いですが、
「自社の経営層は忙しくて、そこまでやってもらうのは難しい」

という場合、それは経営層の判断として、1on1施策の優先度が高い訳ではないので、人事の目線では浸透させたいが、経営判断を優先すべきなので、今は全社に浸透させるタイミングではないのかもしれません。

②まずは小さい範囲で成功体験を積んでいく

最初から浸透させるのは、難しいので、一部の部門、チーム、選抜したメンバーなどから、巻き込んで実施してみる。

全社は難しいのであれば、浸透が必要な事業部・世代・部門に目を向けて、その範囲の責任者と合意形成して再度進めてみるのはどうでしょう。

大きな規模ではなく、限定的な範囲で始めて結果を出しておくことで、経営の考えが変わった際に提示できる準備をしておきましょう。

③1on1が出来ている人・精通している人・関心ある人と一緒に進める

②の考え方と近しいです。
浸透を推進させるにはモデルケースとなる方を見つけて、その方と一緒に推進することで社内浸透が上手くいくかもしれません。成功体験を作ったり、組織貢献度を可視化出来るようにしましょう。

そのためには、成果を出せる人進みていくのが良いです。相手には忙しくしていて、新しい施策に関心ある方が一番最適です。

こういう方は、意思決定も早く早々に動いてくれるので、やり易いです。

まずはそこから始めて成果を出すことをお勧めします。

④社外や副業先などで試してみる

①、②、③と奔走したが、協力が得られず、立ち止まってしまうことがあります。その場合、目線を変えて、社外に実験の場所を見出すのはどうでしょうか。
社外にも同じように1on1推進に関心ある人事の方や、人事コミュニティがあるので、声を掛けてみて、試してみましょう。
何か、成果に近づく法則を見つけられるかもしれませんね。

⑤その業界のプロを社内に招待し、勉強会を開催してみる

社内メンバーや取り組みでは上手く浸透しない場合、その分野の第一人者を招待してみてはどうでしょうか。
同じ話でも、話し手が変わるだけで、受け取り側の心情も変わる可能性はあります。

⑥時間を空けて再度提案してみる

浸透しない理由次第ですが、期間を空けて再度提案してみるのはどうでしょうか。

一度の提案で諦める必要はなく、担当者が変わったり、経営層が変わったり、事業方向が変わるタイミングで重要な案件だと思うようでしたら、何度提案してみるのが良いと思います。

以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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