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面接対策/逆質問

今回はこちらの題材について触れていきます、

転職活動日記を書かれていたある方の記事にTweetし始めたのがきっかけになります。

私は仕事で、逆質問を想定した面接対策を実施していますので、そこで得た経験やノウハウをお伝えしますね。

事前にネットで逆質問に関する良い記事が多数あったので、こちら参照ください。

面接対策で"逆質問"の準備をした方が良い

まずは、結論です。

その理由についてこれから書いていきます。

その前に逆質問って聞き馴染みがないと思いますので。

逆質問とは→面接官から最後に聞かれる「何か質問ありますか?」

大抵、面接の最後に面接官からさらっと聞かれる「何か質問ありますか?」

これのことです。

さらっと面接官聞いてくるので、

「とくにありません」

と、さらっと答えていた私は、就職活動時に発言しており、後に人材業界に就業する中で「そういう意図だったんだ!」と後から知りました。

なので、同じような気持ちを持っている方が多いと思いますので逆質問の対策は面接対策の一環で同時に準備しましょう♪

逆質問は「転職希望者側の企業に対する熱意を図るために実施して意図が主に」なります。逆質問は準備してみたら分かるけど、人によって質問項目量と発言の質が全く異なるので、転職希望者がどこまで各社に入社後イメージ持っているのかが、分かってしまいます。

採用企業が逆質問を行う背景

通常の面接質問例では、転職希望者が事前に対策されているため、回答内容から本音が見えずらかったり、他社にも話しているような汎用的な対応をされてしまい、企業側も上手く転職希望者の志望度を見抜く事が出来にくいためです。そのため、それ以外でふとした質問などで(対策していない)その人の素を見たり、本音を拾うために実施されています。

相手の立場に立って想像する

なお逆質問は、ただ質問すれば良い訳ではなく、「相手の会社内での立ち位置、役職、仕事に対する思いなどを把握した上で」質問すると良いです!

具体的には、「メンバー、リーダー、課長、部長、役員、経営層」といった立場で会社を見ている視点異なりますので、面接官から得られる情報が変わります。これって商談と一緒ですよね。そうなんです。商談と同様に、事前準備、相手が求める事を想定しトークを精査するという事を面接でも実践してもらいたいです。

★面接官が経営層なら★

例:組織課題/今後の会社方向性、そのために重視している事/中途採用者に期待する事/創業秘話/業績が厳しかった時、乗り越え方/新規事業の進捗、方向性/ビジョン、カルチャーなど経営に近しい質問をすると良い。

★面接官がメンバーなら★

入社きっかけ・決め手/入社から現在に至るまでのキャリア/入社前後の良い意味でのギャップ/チームメンバーの雰囲気/出身業界/年齢構成/雇用形態比率/勤続年数を聞いてみる良い。

★面接官がマネジメント層なら★

評価方法/活躍人材の特徴/入社に向けた心構え/どういうチームが活躍傾向あるのか/チーム課題を聞くと良いです。

自分が相手企業を綿密に取材して良い記事を書くんだという気持ちで、とにかく深く入り込んで情報を可視化しましょう。なお沢山質問を聞けば良いわけではなく、その企業に入社している自分を想像して企業理解を深める、最短で活躍するための情報獲得する、どういう課題があり、どうコミットしてあげれば良いのかを可視化する。

★質問内容は5~10程度用意しておく★

一般的には、3つ程度という事を良く言われますが、事前準備に抜かりなくするため、そして会社によっては最後に逆質問を投げかけてきますが、面接冒頭からいきなり「何か質問ありますか?」という切り口で30分以上費やす会社もあったりします。そういうケースを過去現場で私は見てきましたので、3つと云わず10つ程度用意をして損はありませんし、10つ用意する中で、より会社を調べ上げ、理解が深まる事もありますから。

★具体的なトーク例★

①お話ありがとうございます。〇〇様の御社に入社したきっかけと、良い意味で入社後のギャップなどはございましたでしょうか。

②今回応募させていただいております〇〇部署、〇〇チームの組織課題などはございますでしょうか。もし私が入社した場合、そこを意識して課題に対して貢献/お役に立てればと思いまして。※事前に私が調べまして、恐らく〇〇が課題ではないかと考えており、個人的な見解になりますが、〇〇をされていくのが組織として良いのではないかと考えておりました。

③御社で活躍されている社員の方の特徴や共通点などはありますでしょうか。1日も早く私も御社に貢献したいと考えており、ぜひ参考にさせていただきたいです。

④IR資料や会社HPを見て御社今後の方向性について理解をしているつもりですが、改めて今後の展開や取り組みなどがありましたら、教えていただけますと幸いです。

⑤〇〇様は今〇〇チーム/部署責任者としてご活躍されていらっしゃると思いますが、今後の〇〇様が御社で考えているキャリアパスなどがありましたら、教えていただけますでしょうか。

※今後トーク例増やして参ります。

入社熱意もこっそりアピールする

上記のようなイメージで質問をしながら、最後に自分の入社への熱量もアピールする。入りたい、入りたいだけではなく、相手の状況も理解出来ているし、そこに合わせて自分が他に比べて貢献しやすい、マッチング高いよねの空気を面接内で生み出せれば良い。

云いたい事は分かるけど、文字にすると何か形式的にするのは、、という方もいらっしゃるとは思いますが、日々皆さんが行っている商談や社内会議ではゴールを設定して事前準備してアピール内容纏めておくのだから、面接も同様です。勿論、面接内で状況が変わるかも知れないが、最大限準備しとくべき。仮に落ちても次につながるし、入社決まればそこで得た情報はその後に必ず活かされます。

今転職活動されていたり、逆質問について知りたい、面接に向けたトークを添削してほしいという事でしたら、是非メッセージ下さい!

「内定を取るのがゴールではないですが」転職活動に於いて、志望度が高い会社の内定を獲得する事で、今後は選ぶ立場に立てるので、理想としては複数内定先から吟味してご決断できると良いですね!

それを転職希望者が実現できるように私は、日々変動する転職市場情報を獲得し続けています。もし、自分一人で転職活動してみて上手く行かないという方がいらっしゃいましたら、人材紹介サービスを使ってみるのも一つのやり方です。

また転職エージェントや求人サイトに記載されている求人票の見方、判断の仕方に迷ったり、キャリアの方向性に迷い、外部から聞いてみたいなという時にも転職エージェントの活用は有効的です。最終的に意思決定をするのは、ご本人でありますが、ご本人が悩みながら、決断される事に一緒に併走出来ればと思います。

私はそういう現場を一つでも関わって行きたい。これは転職だけではなく、大きく意思決定、購入決定する時にもいえる事だと思う。大きな意思決定をする過程で、人は成長するだろうし、人材紹介サービスを通じて、個人の人間的な成長寄与に関われる。そんな仕事だと思っています。

勿論悩んだ結果、選択しない(転職しない)という事も良い選択であり、転職する事だけが全てではありません。自分を見つめ直す、対話する事が成長に繋がると思います。自分で選択すれば仮に上手く行かなくてもより後悔は少なくなるし、他責もしないはずです。

逆質問から少し転職活動全般に広がってしまいましたが、人生で転職活動する機会は多くはないと思いますので、一つでも参考になれば幸いです。では、また!

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