【エッセイ】トンネル
トンネルに差し掛かる。
先が見えない暗いトンネル
入ってみないとなにが起きるか分からない
ヤンキーみたいなのがいるかもしれない
その時は股間を思いっきり蹴り上げて全力逃 亡しようと思う。
武器を持った変態がいるかもしれない
まっすぐ逃げよう。 なにも立ち向かう義務は ない。
誰かが倒れているかもしれない
その時は落ち着いて助けよう。まずは110番だ。いや、119番だったかも
野生動物がいるかもしれない
思いっきりメルヘンにしてみよう…仲良くなれるかもしれない笑
どこか知らない場所に出てしまうかもしれない
その場所を思いっきり楽しんでみよう。帰り 方を考えるのはそれからにしてみる。
今見える出口が永遠に辿り着かないかもしれない
そんな体験する人が何人いるだろう。貴重な体験だし、楽しまないと勿体ない
結局何ごともなくトンネルを出てきてしまった。
それでいい。 僕はこのトンネルを楽しめた。
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