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漢検漢字辞典を読んで、気になったものをあげていくだけ#9 pp80-89

こんにちは。胡乱布団です。
最近、漢検漢字辞典をあたまから通読しようというマイブームが興りました。そこで、気になったものをここに書き連ねていこうという試みです#9

見出し語 読み(音読み:カナ 訓読み:かな)
雑記

というふうに書いています。
また、漢字およびその読みは抜粋で、すべての漢字とその読みを網羅しているわけではありません。

p.80
 ウン、い-う
中学生のころ、よくこの字を使ってた記憶。とくに、過去形のときは決まって「云った」って書いていた(たぶん、明治〜昭和初期の文章でやたら使われていたからだと思う)

 ウン、くさぎ-る
芸(藝)とは別字。ただし、形はまったくおなじ(Unicodeでも区別されていない)で、別字衝突というやつ。ほかにも「糸」とか「余」とかがあったような。

 ウン、みだれ-る 
うん、知らない子だ。

 ウン、くさぎ-る、のぞ-く
うん、知らない子だ。

運る めぐ-る 
知らなかった訓読み。初見だったら、「まわ-る」とかって読んでしまいそう。

p.82
雲呑 ワンタン 
饂飩がタブッてるのは知っていたけど、こっちの表記を知らなかった。知れてよかった! よし! これからもカタカナで書こう!

 いか-る
見たことありそうで、たぶんない字。

 かさ、めまい、ぼか-す、ぼ-ける
いまのいままで準一級配当だと思っていた。一級配当だった。嵩と笠は準一級のはず……。

p.83
暈繝 ウンゲン
繧繝をこっちでも書けるのは知らなかった。

褞袍縕袍 どてら
読めるけど、書けないシリーズ。あと2つ目の表記は知らなかった。

 ふるわた、おくぶか-い
上のどてらで使われる字らしいけれど、褞とは違って、訓読みの記述もある上、なかなか尖った読みをする。

 つ-む、たくわ-える
知らない子だ。蘊蓄は、この字を使って、薀蓄とも書くらしい。

 
この字が国字だったことを知らなかった。

 かく-す、つつ-む、おさ-める
知らない子だ。

 ウン
これも国字だったらしい。意味は「饂飩」に使われる字とあるが、それなら読みも「ウ」でよかったのでは? と思う。大人の事情があったのかもしれない、うん。

p.84
咏 うた、うた-う
見たことありそうでない字シリーズ。

p.85

漢検で面映いが書けなかった……。

映日果 いちじく
無花果の表記は知っていたけれど、こっちの表記は知らなかった。ちなみに、イチジクには花があります。

p.86
栄華秀英
めっちゃすごそう! みたいな意味がありそうで、ない字。草木の花の総称を指すだけらしい。まあ、草木の花がめっちゃすごいので、結果、めっちゃすごいという意味に取れなくもない(?)

栄蘭 たこのき
熟字訓だと気付けないねシリーズ。ギリギリ国名に見えないこともない。


個人的にこの字が準一級配当なのは解釈違い。一級レベルの難しさを感じる。

郢書燕説
意味は転じているが、この元となる故事がおもしろい。ただ、ちょっと長いのでここでは割愛。

郢斧 エイフ
詩文の添削を頼むときに使う語らしいのだが、おなじく「斧」を使って似た熟語があったような……。なんだったっけ? ――A.斧正(調べた)

p.87
 エイ、はか、つか
知らない子だ。「塋域」で墓場の意。単に「墓」と書くより、「塋」のほうがなんだかおどろおどろしく感じる。

 はしら
知らない子だ。

 すえ、あとつぎ、すそ
一級配当の割に「末裔」という形でよく見る字。ただ、書けと言われたら、意外と書けなさそう。

p.88
 みが-く、あき-らか
見たことありそうで、なさそうな字シリーズ。

鋭い するど-い、はや-い
はや-いの読みを知らなかった。

p.89
 ほさき
この訓読みは知らなかった。

穎割れ かいわれ
カイワレ大根のかいわれ。貝割れとも書く。「かいわれ」という品種名だと思っていた。

 めぐ-る、ふ-れる
準一級の中でも、この2つの訓読みは難しい部類だと思う。あと、これ単体で「みどり」と読むと思い込んでいたけれど、どうも違いそう(「あかご」とは読む)。

今回はここまで。

胡乱布団


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