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トゲオアガマのごはん+α大全

こんにちは
GOROです。

前回はトゲオアガマの食べる主軸となる野菜や、
食性、与え方についてお話しました。

今回のNoteでは
実際に与える事のできる植物や副食、
好きなものについてリストアップしていきます。

色々あげてみて飼育を楽しみたい
餌のバリエーションを増やしてあげたい
季節ごとの植物を楽しみたい
そんな飼育者さんにオススメ情報です♪

※記載のもの以外にも食べられるものは色々とありますが、GOROが与えた上で安全性や嗜好性など、
信頼性のあるものを中心に記載しております。
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[葉物]
トゲオアガマの食事のメインとなります。
単品給餌は栄養が偏るので避け、
複数種ミックスして与えることをお勧めします。

※乾燥した野菜も夕方や給餌のない日に好んで食べる時があるので残しておいてok♪
栄養もあり繊維が濃縮していて枯草菌も増すので腸内環境の改善にもなります。

※◎印はよく食べます。
マメ科のものは大量にはあげないようにしましょう

■小松菜◎
■空芯菜◎
■水菜◎
■豆苗◎:マメ科のため高タンパクの為少しずつ
■モロヘイヤ◎:栄養価が高すぎるで程々に
■サニーレタス◎
■サンチュ◎
■春菊◎ 
■葉大根◎:カルシウムたっぷり
■カブの葉◎:カルシウムたっぷり
■葉にんじん◎:実も葉もナトリウム◯
■ルッコラ
■ルッコラセルバチカ:
ハーブ系アブラナ系なので少なめに
■エルバステラ:オオバコ科で繊維たっぷり
■グリーンカール
■チンゲン菜
■明日葉
■タアサイ
■ラディッシュ:葉のみ
■ゴーヤの葉◎
■チコリー◎
■おかひじき:ナトリウム
■おかのり◎
■ササゲの葉:マメ科のため少しずつ混ぜて給餌

[サブ野菜]__________________________________________

野菜に加え1割程度、週に1回程度で十分です。

■オクラ:葉と実
■にんじん◎:ナトリウムの補てんに
■菜の花:アブラナ科のため少しずつ
■食用菊◎:栄養価は少ないが食欲促進、水分補給に■かぼちゃ◎:与えすぎると糞が黄色くなる糖質が高いのでおやつ程度に
■パプリカ◎
■枝豆◎:1回1-2粒あげすぎ注意(ベビーには刻む)

[ゴイトロゲンを含む野菜]__________________________
栄養素は高いがゴイトロゲンを含むため、
水菜等ヨウ素を含む野菜(水菜、小松菜、レタス等)とミックスして少量給餌推奨。

■キャベツ/芽キャベツ/レッドキャベツ
■ブロッコリース
■ケール

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【野草
季節の味覚を楽しめ、ローカロリーで高繊維
とてもヘルシーなので可能であれば
野菜と五分五分位の比率でで与えられると◎

野菜だけだと現地の素朴な環境の植物に比べ高栄養高たんぱくの為たくさん毎日あげると結石になることもあります。
野草や花、低タンパクのものを混ぜて与えるのが健康な飼育につながります。

※トーマスなど腸の細い個体やベビー、
便秘気味の個体には繊維質が多すぎるたり茎の硬い野草等はあげないようにしてください。

野草を食べるトゲオアガマ


[通年]______________________________________________

■たんぽぽ◎(葉・花):花は春と秋・冬
■エノコログサ◎:若葉が指向性◯
■オオバコ◎
■ヘラオオバコ◎
■クローバー(葉・花)◎:
夜間や雨の後ナメクジ発生時や発生後は毒素を発生している場合があるので採取をさける

[春]________________________________________________

■ハコベ◎(葉・花):1月頃〜6月頃
■ナズナ◎(葉・花・種):2.3月〜夏
ベビー、トーマス、小型種茎注意
■ホトケノザ(葉・花):2.3月〜6月
■ハハコグサ(葉・花):2.3月〜秋
■オランダミミナグサ(葉・花):2.3月〜秋
■ノゲシ(葉・花):2.3月〜夏
■オニノゲシ(葉・花):2.3月〜夏
■ウマゴヤシ◎:マメ科3月〜7月
■カラスノエンドウ◎:マメ科2.3月〜5月
新芽推奨以後アブラムシ注意
■ヨモギ◯:2.3月〜5月頃
硬い葉はシュウ酸をふくむので若葉推奨。
腸内環境を整え駆虫作用もあり。
■ハルジオン◎(葉・花):3月頃〜夏頃
■ヤブガラシ◎:3月〜秋頃 繊維栄養◎シュウ酸あり
■桑:3月〜秋頃 カルシウム、繊維豊富
■葛◯:3月頃〜秋、マメ科、高繊維

[夏]________________________________________________
■ツユクサ◎(葉・花):夏から秋 寒い時期も
■アレチウリ:春〜秋
■ヤハズソウ◎:マメ科7月夏頃〜秋

[冬]_________________________________________________

■たんぽぽの葉やクローバー、ハコベがわりと繁ってます ____________________________________________________
【花】
トゲオアガマはお花が大好きです。
嗜好性や食欲増進、水分補給やビタミンの栄養豊富でオススメです。また花粉も含むものもあり繁殖促進にも繋がります。

■タンポポ◎
■ブタナ
■食用菊◎
■ハルシャギク◎
■ベルガモット
■タチアオイ:小さな虫注意
■カレンデュラ◎
■ビオラ◎:秋〜初夏までのロングラン
■パンジー◎:秋〜初夏までのロングラン
■ハイビスカス◎:葉も◯嗜好性よくビタミン豊富
■コモンマロー◎:葉も◯秋頃までたくさん咲きます■コスモス
■バタフライピー◎:葉も◯夏〜秋たくさん咲きます■菜の花◯:大量にあげると下痢になることも。
カラシナとのあげまちがいに要注意。
※カラシナの記事こちら↓

カレンデュラを頬張るサバクトゲオアガマ


中々お花が手に入らない方は
ドライタイプも日持ちしますし
かなりおすすめです♪
野菜にふりかけてあげるとよくたべます。

多種ミックスし粉末にしても使える


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[その他の植物]
※多肉など、セダム系はわりといけます。
与えたことのあるもののみ記載しています。

ウチワサボテン
■モリンガ◎
■猫草◎
■タイカンドラ
■オオベンケイソウ
■ベビーサンローズ
■レンギョウ
■マツバギク(シュウ酸塩味を含むので少量なら可)
■ブルーベリー(少)
■桑の実(少) 

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[種子類]

種子類はミネラルも豊富でトゲオアガマは
よくたべます。頻度は食べ過ぎにならないように
週1-2回ふりかけ程度に野菜にかけて与えます。

■ひえ
■粟
■キビ
■カナリヤシード
■フラックスシード:肌艶、抗酸化作用
■オート麦
■キヌア
■チアシード
■グラスシード
■麻の実:発情作用があるため少なめに
■サフラワー
■ナタネ
■ニガーシード
■アマニシード
■オーチャードグラスシード
■イタリアンライグラスシード
■ペ二アルライグラスシード
■ニガシード
■青米
■赤米
■黒米
■エゴマ
■黒ゴマ
■白ゴマ
■ひまわりの種:脂肪が多く下痢になることもあるので少なめか非推奨

※ベビー〜ヤングは少量のかわむきがオススメ。

春や秋の成長期や食欲のある時期、
アダルトには皮付きの方が栄養あるのでおすすめ。
夏は脱水しやすく、冬は消化が落ちるため与える必要はありません。

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[その他]
フードや嗜好性の高い飼料など。
栄養価が高く、嗜好性により野菜を食べなくなることがあるので頻度はいずれも多くても週1-2程度少量を推奨。
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■ラビットフード
[牧草市場 シニア]
シリーズの中でもっとも低たんぱくなもの
野草等を与えられない方など、繊維を強化したい方にオススメ。栄養素もよく、嗜好性が高くトゲオアガマのお口に合ったサイズでよくたべます。
週1-2回少量。

[チモシーの極み]
チモシーメインでにんじんや乳酸菌も含まれ
嗜好性◯。給餌量の必要なサバクやエジプト等の野菜お合わせた補てん、かさ増しにも◯
グラインダーなどで砕いてふりかけるのも◎

かなり細く粉末になります。
フードや乾燥野菜を粉末化させてミックスさせたり
トゲオアガマふりかけを作るのにおすすめです。

[グラスランドグレイザー]
ゲル状なのでピンセット等で与えやすい。
繊維質でタンポポメイン、水分量、嗜好性◎

[マズリ5E5L(イネ科メイン)]
ヘルシーで水分を膨らませるとかなりふくらみます。高繊維で嗜好性◎、成長がかなり促進されます。量は数粒週1-2で十分です。

[マズリ5M21(マメ科メイン)]
大豆メインなので高タンパクのため
大量給餌はおすすめしません。
臭いがつよいです。

[レップカルリクガメフード]
嗜好性◎たんぱく質も多く
癖になると野菜を食べなくなるので与えすぎ注意
水分は必ず含ませてください。

[マルベリックドライ]
カルシウムたっぷりの桑の葉メインの高繊維フード。水分をたっぷりと吸うので身体の負担を軽減させた安心した給餌ができます。
サイズも小さくトッピングとして与えやすく、
2-3ヶ月頃からのベビー〜アダルトまで与えることが可能です。

[ハービヴォラスレプタイルミール]
草食爬虫類専用高繊維粉末。
チモシー、クローバーをはじめとした素朴な素材でプロバイオティクスを含むので腸内細菌の補填にも効果的。繊維質強化におすすめ。
※ベビーやトーマスには繊維粒が大きいので与えないもしくは使用する際は
再度グラインダーで粉砕する事を推奨します。

[ビーポーレン]
花粉の塊でトゲオアガマが大好きなおやつ。
ミネラル、ビタミンが豊富で春の繁殖期や
秋の冬備え前におすすめです。
数粒程度週1-2回位で十分です。

[レンズ豆]
トゲオアガマの神おやつ
あると食べない子はいません。
たんぱく質とカリウムの塊なので
数粒を週1-2回発芽させると栄養価があがります。

ムング豆

発芽方法や豆与え方、栄養について詳しく知りたい方はこちら↓

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[給餌注意点]

※フードは基本水分たっぷりと吸水させて
カルシウムを添加し結石防止に。

※頻度としては週1あげたりあげなかったり、野菜の食いつきが悪い時は与えず野菜をしっかりたべてる上で副菜として与えてください。

※高繊維なものはベビーやトーマスの腸閉塞には注意細く砕くか与えない方が安全。

※餌や副菜(豆、フード等)は尿酸の大きさや便秘具合を見ながら頻度やバランスを調節してみてください。 
↓尿酸の見方参照

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【与えないほうが良いもの】

※与えられそうであたえないほうがよいものを記載しています。

■大根の実しろいとこ(毒素の可能性)
■カブのしろいとこ(毒素の可能性)
■カラシナ(毒素の可能性/菜の花に似てる…☠️)
■カタバミ(クローバーに似てる/シュウ酸)
■ほうれんそう(シュウ酸)
■さつまいもじゃがいも芋類(でんぷん、腸内ガス)
■糖分(歯周病、内臓疾患、糖尿病、痛風等)
■トマト(毒素の可能性)
■とうもろこし(糖質、ベビー、ヤング、トーマスは殻が詰まる可能性/あげるなら小さくして皮は剥いて与える)
■グリーンピース(ベビー、ヤングとトーマスは特に詰まる可能性あり。皮は剥いて与える)
■リーフミックス(からし系の葉が含まれてることがある)
■ひまわりの種(油分で下痢になることも、糞詰まりの時にあえてつかうのはいいかも?)
■モロヘイヤの茎(毒素を発生している可能性がある)
■糖度の高いフルーツ等(内臓疾患、糖尿病、痛風等)


与えられる餌や与えてはならない毒草等
詳しく書かれており、同じ草食爬虫類のトゲオアガマにとっても勉強になる内容盛りだくさんでおすすめです✨↓

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[その他フルーツ等に関して]

基本的に砂漠にフルーツはありませんので
せいぜい甘いものといえば花粉くらいです。
たまに爬虫類界隈でフルーツあげてみた等の投稿があり、食性不一致等による炎上もあります。
実際に生体には糖度が高すぎるため
腎臓全、脂肪肝、高血圧、痛風、糖尿病等の引き金になってしまいます。

ブドウに関しては犬の腎不全の症例が稀にあるよう爬虫類において関連性はは不明ですが止めておいたほうが賢明です。

桑の実や少量のブルーベリーの実などリクガメが食べても平気な様なものは私も少量与えた事があり、それなりにはたべますが、
頻繁に大量にあげる必要はないかなと感じました。

あくまでも稀におやつ程度で、
バナナやマスカット等は糖度が高すぎますし
あげないほうが良いと思います。

砂漠の植物より栄養価が高い日本の野菜だけでもトゲオアガマは太り過ぎてしまうくらいなので、
食性に合わない糖質や過剰なタンパク質は腎不全や脂肪肝のリスクを高めて病気や突然死の可能性にも繋がるので、反応は良くても生体の為にやめておいたほうが懸命です。

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以上、
トゲオアガマの食べられる餌の総集編でした。
これも食べられるかな?と他にも気になる餌などがありましたら、海外サイトにはなりますが
下記のサイトがおすすめです。
Google翻訳等を使いつつ色々調べてみてください♪


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ハイビスカスが好きなサバクベビー

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GORO1965
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