【ホワイト旅行】きっかけで人は変わる!後編~六甲山森の音ミュージアム~
↓前回記事↓
ブログを開いていただきありがとうございます。生まれつき弱視×発達障害当事者のウロコと申します。今回は「きっかけで人は変わる」と題して、旅の記録と、いったい何がどう変わったのかについてお話します。最後までお付き合いください。
後編「きっかけがあれば変われる!」
後編では、今回の旅を通じて何がどう変化したのかを話していきます。前回の記事で旅行の様子を描いてますが、今回の記事のヒントになるキーワードが隠れております。この記事を読んだ後に再び前編を読み直すともっと面白くなるはず☆彡
お土産はない
私の中ではお土産を買うのが常識でした。しかし、今回の旅でお土産を買うことはありませんでした。なぜなら、お土産や土産話では感じとれないほどのインスピレーションが六甲山にはあったからです。お土産で片づけるにはもったいないと思いました。六甲の緑を五感で体験していただきたいという思いを込めて、お土産を買うことはありませんでした。
「夢は六甲に置いてきた。」
タイトルが詩人みたいですが、これは帰り道に浮かんだ言葉です。ケーブルカーで山を下り、バス停でバスを待つ中、再び喧噪な街が戻ってきました。あれは夢だったのか?と思うくらい、山上は別世界でした。夢の国でした。(夢の国と言ったら東のほうからヤジが飛んできそうですね汗)
帰りのバスの中で、事件が起こりました。
これまで「今ここ」に集中してたはずだった心が、明後日の方向へ・・・
「〇〇のこと検索しなきゃ」「明日から仕事かぁ」「家片づけなきゃ」
あれ?私・・・
私、また雑念が湧いてきた。瞑想の後の、畳み掛けるような雑念の山。あーあ、失敗だ。結局地上に降りれば、また日常が戻ってくる。明日からの生活、帰ってきてからの片付け。
そうか、あの風は、緑は、六甲の夢だったんだ。
「夢は六甲に置いてきた」
かっこいい?いや、ダサい。夢を置いてくるだなんて、持ち帰ることができないなんて、ダサすぎる…。
今日1日は・・・!
今回の日帰り旅行では、旅のルールがありました。
このルールは、「家に帰るまでが遠足です」の原理を駆使して、帰宅まで、いや帰宅後も、今日1日は適用しました。
ガイドヘルパーさんに「帰ってもやることあるから、今日1日はなるべく使いません!」と何度も宣言しました。
帰宅後は荷物を全てベッドの上に置き、絶対に片付けるという意思を示しました。スマホはカバンの中にしまったままでした。
「へいSiri!3分後にアラーム」
それでも緊急で連絡が入ってないか見ないといけなかったので、やむを得ずスマホを開きました。しかしロック解除の後でふと思いつきました。
このままだと、緊急の連絡がなくとも、メール、SNS、配信ツールをくまなくチェックして時間だけが過ぎていく…
でも今日はスマホを出来るだけ禁止しなきゃ旅の意味がなくなる。
…そうだ!スマホから離れる為に、スマホに頼ろう!タイマーをセットして、制限時間を与えよう!
自分「へいSiri!3分後に『スマホおしまい』とアラームして!」
Siri【(セットが)完了しました。】
2分経過したころには、「アラームまだかなぁ」と思うほどの余裕でした。意識って変わるのですね✨
アラームが鳴ると同時にスマホはカバンの中に放り込まれ、旅の後の片づけを継続しました。
お利口さん・ご機嫌さん
旅の片づけと並行し、これまでできなかった部屋の片づけを始めました。夕食の匂いがしてきたころには部屋はピカピカになり、掃除機がスルスル通るほどに、物が床にない状態になりました。
せっせとシャワーを済ませて洗濯もして、お金を清算して…
今1週間越しに執筆中ですが、あまり当時の記憶はありません。どうして疲れているはずなのに、自分がこんなにもお利口でご機嫌さんなのか?
お子様のいらっしゃる方、公園や遊園地など、お子様が好きなところに連れて行ったあと、機嫌がよくなり言うことを聞いてくれたなんてこと、一度は経験があると思います。それと同じで、親であるあなた自身もリフレッシュした後って、案外すんなり物事がうまくいくことってあるのです!気分も高揚していれば、笑顔で効率よく片付けや家事をこなすことができます。
😞それでも、やはり明後日の方向に考えが及んでしまうと、「日常」にうんざりしてしまいます。どうしたらこのネガティブから抜け出し、「日常」を変えることができるのでしょうか?
どうして変われたのか?
そもそも何がどう変わったのか?文章が多くてよくわからなかったと思いますのでまとめます。
ではどうして変われたのでしょうか?以下に示します。
急にお利口になったり、スマホ離れできたのはそもそも旅の目的がきっかけでした。ルールにスマホ禁止を入れたから離れられた。反省会の時に片付けができなかったことを書いたから、片付けする気持ちになった。
そして、気分が上がったのもそれに付随します。旅行の後の空白感は、何とも言えない。旅行のために頑張って、旅行が始まって、楽しんで、そして終わる。この「終わる」という虚しさ。
それを変えたのが今回の旅でした。
旅行はきっかけ「スタートライン」
旅行の後で力尽きてしまうのも、気持ちが沈んでしまうのも、旅行を「ゴール」にしているからです。答えはシンプルで、旅行をきっかけ「スタートライン」に変えれば、その先の日常が有意義になります。
勿論、旅行のために頑張ってお金をためて、働いて、日々モチベーションを上げるのはとても大切なことです。ただ、あなたが「変わりたい」と思っているのであれば、そのきっかけを作りましょう!ご褒美旅行の前に、「ゴール」から「スタート」に戻しましょう!
「毎日同じようで、飽きて、現実逃避して、また日常に戻ってという状態から抜け出したい!」と少しでも思ったら、一度試してみてはいかがでしょうか?
過去・現在・未来を紙に書く!
では、今回の旅でわかった「スタートライン」に戻す方法を発表します。誰かと出かけるときや繁華街に出るときはなかなかできないかもしれないので、一人旅や静かな場所へ行くときにおすすめします!
実は旅のミッションで、「道順を覚え、次の計画を立てる」ことを掲げていました。これも、今に集中して未来の計画を立てるということで、面白いほどしっかり実行できてたなと思います😊
でも、せっかくのリフレッシュする機会に、これだけのことをしないといけないなんて、嫌ですよね。始めはすべて実行しなくてもどれか一つで大丈夫です。ぼーっと景色を眺めたりするのは楽しいし、何も考えずに済むならそのほうがあなたに合っています。しかし、何か変わるきっかけの一つとして、私が体験したことをもとに書いたこの記事が、すこしでも役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!今後も多方面で発信していきますので、フォローよろしくお願いします!✨
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