バイアスの影響:iPhoneを通してわかったこと。
はじめに
スマホを購入する際は、いつも事前にリサーチを徹底的にする。「AnTuTuベンチマークのスコアやバッテリー容量など、他には、電波の入り具合など」を調べる、そして大体、中華系のハイエンドモデルの型落ち品を購入していた。しかし、今回は珍しく衝動買いでiPhoneを手に入れた。
ブランドステータス
GPT-4などを使い始めてから、Androidではエラーの頻度が多かったことが買い替える動機でもあった。iPhoneに変えてからエラーが減り、リアルタイムで文章が打ち込まれるので、ストレスが大幅に減り、喜んだ。そして、久しぶりアップルストアの実店舗に行くとかなり感動があった。ディスプレイの仕方が洗練されていて、商品の在庫が隠れた引出しにあり徹底した魅せ方だった。天井も高く開放感もあり、外国人のスタッフやお客など活気に溢れていた。ある種のブランドのステータスを感じた瞬間だった。
ブランドバイアスとは
ブランドバイアスとは、特定のブランドに対して好意的な傾向や偏見を持つことを指す。例えば、iPhoneにおけるブランドバイアスとは、Appleの製品に対する好意的な傾向や偏見を指す。一般的に、iPhoneとAndroid製品との比較において、iPhoneが優れているという前提で評価が行われる可能性がある。
ポジティブバイアスとは
ブランドバイアスと似たバイアスに、ポジティブバイアスがある。ポジティブバイアスは、個人が楽観的な考えを持つことで、自己評価や他者評価に影響を与える。ポジティブバイアスにより、自己効力感や自己肯定感は高まるが、リスクを過小評価するなどの問題もある。
自己啓発本などでは、「ポジティブシンキング」がよく推奨され、物事をポジティブに捉えるように助言されることが多い。ポジティブバイアスがかかりすぎない状態を保ち、冷静な判断をすることが重要なポイントである。
ポジティブバイアスとブランドバイアスの共通点
両方のバイアスには、特定の対象やブランドに対して過大評価する傾向がある。ポジティブバイアスでは、良い面を強調し、悪い面を無視する傾向がある。人に対するバイアスである。またブランドバイアスでは、特定のブランドの製品やサービスを他の競合製品よりも過大評価する傾向がある。これらは物に対するバイアスである。両方のバイアスには無意識に判断や評価をしてしまう特性がある。
まとめ
ポジティブバイアスとブランドバイアスは、特定の対象に対して過大評価を行う傾向がある。どちらの基準も無意識に判断や評価をしてしまうので、人間の冷静な判断が求められる。これはiPhoneというブランドバイアスだけに限った話ではなく、さまざまな場面で多くのバイアスがある、そして無意識に判断を下してしまうことがある。AIの普及でますます、人間の判断が重要になっていく一方で、人間の判断を鈍らせるバイアスも多くある。日常の中での判断力や気づきの重要性をどれだけ理解して、鍛えるかが重要になってくる。