年がら年中活躍してくれる”色硝子”のうつわ|形から入る料理の楽しさ
目の前が海の我が家は湿度90%超えもザラでして、夏は非常に蒸し暑いです。
冷やし中華に冷やしうどん、素麺、冷麺…(あ、麺ばっかり…)冷たくさっぱり、そして簡単に作れるメニューの登場が自然と増えます。
そして少しでも涼しさを演出するべく、うつわも硝子の登場が増えます。
(photo:能登朝奈さんの涼し気な硝子のうつわ)
この一見、氷に見える硝子のうつわは、パートドヴェールという手法で制作されたうつわです。見た目にとっても涼しげで、盛ったフルーツもひときわ美味しそうに見えます。
白や透明の硝子のうつわは涼し気な雰囲気が満点なので、私もついつい集めてしまいます。一方「硝子のうつわは夏以外の季節に使いづらくって…」という声もよく聞きます。
そこで今回は、我が家の食卓で年がら年中活躍してくれる”色硝子のうつわ”をご紹介します。
アンバー、パープル、グレイ…大人色の”色硝子”のうつわは季節問わずに大活躍
右側の吹き硝子の蓋付きガラスピッチャーは、濃いアンバー色に惹かれて買ったもの。夏は麦茶やアイスコーヒーを冷やしたくてこの春に購入しました。冬でも人が集まるホームパーティー時にお冷入れで重宝しそうです。
こちらは、スガハラガラスのキッカボウルのパープル。繊細なヒダが素敵なうつわです。
新型コロナウイルスの自粛中、甘味処で甘いものを食べる楽しみが無くなり自宅であんみつを作った時の写真です。夏以外の季節では、サラダボウルとして使います。
こちらも自粛中にあんみつを食べた時の写真ですが(どれだけ甘味を欲していたのかw)、うつわも同じくスガハラガラスのレイラボウルのカーボンブラック。広く開いた波打つデザインに、高台はシュッと絞られたスタイリッシュなうつわです。これにお刺身を盛ったり、魚介類の和え物をちょっと盛るととても素敵です
トマトのサラダを盛っている硝子小鉢は、ブラウンに豆絞りのドット柄がかわいいfloresta fabricaさんの豆絞り柄小鉢。
冬の食卓も硝子の透明感が加わると、程よいヌケ感が出ます。大人色の”色硝子”のうつわは、合わせるうつわのテクスチャーを選ばず意外と合わせやすいですよ。
我が家の食卓は照明が暗いので、色味が伝わりにくいですが、、、こちらは硝子屋PRATO PINOさんのグレイとアンバーの硝子鉢です。夏は冷たい麺を食べる鉢として、夏以外ではサラダボウルとして活躍しています。
茶色のプレートにのっている、左側の硝子小鉢は左藤吹きガラス工房(左藤玲朗)さんのもの。セピア色のカンパニュラというシリーズです。小鉢として、アイスクリームカップとして使いやすいうつわです。
右側の硝子小鉢は、田井将博さんの人気の輪花シリーズ。琥珀色の縁取りがゴールドにも見え、和食器にも洋食器にも合うデザイン。私が持っているのは豆皿サイズなのでタレを入れたり漬物をのせたり、バターをのせたりしています。
こういう小さい硝子のうつわは、大きなプレートの上にのせても邪魔にならず、便利ですよ。
大人色の”色硝子”のうつわ、いかがでしたでしょうか。
これから硝子のうつわに目が行く季節、参考になれば幸いです。
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