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30代🦥tokyo ラジオとドラマとマンガ 縁側でビール

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最近の記事

違国日記⑦

2020年はたくさんのドラマや漫画や小説などエンタメに救われた1年だったけど、1番やるせなくて辛かった時期は、気づけば違国日記ばかりを読み返していたなぁと思う。 両親を交通事故で亡くした高校生の朝と、小説家を生業とする叔母の槙生との二人暮らしの日々の話し。 この漫画の好きなところは、出てくる人たち全員が人間味があるところ。ストーリーのために、主人公たちのために存在させられている感じが全くしないところ。 高校生たちも30代後半の槙生の周囲の人たちもみんな自分の人生をもがきな

    • メタモルフォーゼの縁側

      それこそ最初に読んだきっかけは麒麟の川島さんが紹介していたのを聞くか見たかして一巻を買ってみたんだった気がする。 読み始めたらそのやさしい世界にずっと浸っていたい〜ってなって、続きが気になりすぎてWebで続きを読めるとこまで読んでしまったのだ。 コミックス派なんだけどついつい… メタモルフォーゼを読んでいるとき、わたしもかつてこれくらい自分の中で色々思ってたような気がするなぁと思いながらうららさんを見て、こんな風に歳を重ねたら人生ってこれからも楽しそうだなぁと雪さんを見る。

      • おげんさんといっしょ

        今さらだけど、2020年11月3日の文化の日に おげんさんといっしょを見た。 あのゆる〜い雰囲気が星野源さんの人柄をよく現していてとてもすき。 源さんの発信するものにはいつも信念がしっかりとあって、それを噛み砕いて分かりやすく、且つ自由に受けとってたのしんでくださいねというスタンスだ。 柔軟で自由で新しさも古さも大切にしていて、しんどい事とかも伝えてくれるし、この人のことは信頼できるなぁと思う。 いつも自分が一番全力で楽しんでいて妥協していなくて、それ故の厳しさもあって、曲が

        • もっと一緒にいたかったな

          現実世界は期待した通りにはいかないけど、真っ直ぐ現実と向き合って自分よりも人を大切にする 本当のことを言うと傷つけるかもしれない でも人を傷つけないために嘘をつかない 真っ直ぐ正直に愛を持って接する そんなところが格好良い どうしてそんなに真っ直ぐ強くいられるのか 弱い方に傾いた時どうしてる? 聞きたいことが沢山あって、知りたいことだらけなのに もっと会っていたかったし もっと見てたかった 一瞬で好きになって、一瞬で失ってしまった 映画館で鬼滅見てきた感想です。 な

          好きな人がわからない

          好きについて感覚だけで生きてきてしまったので、どんな人や物を好きなのか自分でも分からない。 好きな人ってなに… たとえば、 やさしい雰囲気が出ている人が好き。 デリカシーのない人は苦手。 自分を楽しませるのが上手な人が好き。 貧乏ゆすりする人は苦手。 飄々としている人は好きというか羨ましい。 好きと羨ましいと憧れは違う!これを分けて考えられないからうまくいかないのではと思う。 あぁでも考えれば考えるほど分からない。 有名人でいうと、 星野源さんがすき、中村倫也さんがす

          好きな人がわからない

          すきなことをすきとちゃんと言えるように

          30代に突入して、今の環境の中だけで生きていくと行き詰まる日がくるんじゃないかと考えるようになってきた。 影響を受けやすい質なので、誰と出会うか誰と過ごすかで40代が変わってくると思う。 立派じゃなくてもいいから自分の言動に責任を取って生きていきたいと思う。それで、いたくない場所にいたくないし、会いたい人と過ごしたい。 ここ数年で周りの友人が結婚し出産し独身時代のように気軽に遊んだり旅行に行ったりできなくなってきた。 中国地方のど田舎出身で、大学で関西に行き就職で東京に来た。

          すきなことをすきとちゃんと言えるように

          A子さんの恋人

          10月15日に発売になった最終巻、楽しみすぎたのか朝いつもより1時間早く目が覚めて、Kindleに配信されたのを起き抜けに読んだら涙がだーっと流れて鼻が詰まった。 何でこんなに揺さぶられるんだろうとしばらく考えて、冷静になって1巻から読み返して、わたしも自分のことを好きと認められていないからだ、一見好きそうに見えて。と思い至った。 1巻を読んだ時はこんなに泣いたりする物語になっていくとは全く思っていなかったな。 登場人物はみんないい感じにゆるくて、ちゃんとしていなくて、怒っ

          A子さんの恋人

          ゆっくりでいいから元気になってね

          1月に2人から1人で暮らすことになったので、その時点で2020年は去年とまったく違う1年になるだろうなと覚悟していたけどこんなに世界中ひっくり返るくらい違っちゃうとは思っていなかった 1人暮らしが思いの外たのしくて家にいても全ての空間時間を自分で好きにできることが嬉しい 土日のどっちかはお散歩してお店を散策したりテイクアウトして家でもしゃもしゃ食べたりするのもたのしい わたしはそれなりに元気で楽しく暮らしているけど、わたしの大事な家族や友人はあまり元気がない コロナによ

          ゆっくりでいいから元気になってね

          夏のせいにすることがない

          今日から8月1日 昨日まで曇ってしかなかった空が、青いだけで気持ちがうきうきする 布団の下に敷く除湿マットのピンクに変わったらブルーに変わるまで干してくださいというマーク部分が1ヶ月間干しても干してもピンクだったのに、今日初めてブルーになった あなたちゃんと青くなれたんですね アサガオを持って帰ってる子を見かけたから、小学生はやっと夏休みが始まったみたいだね 夏だからというぼんやりした理由で集まって羽目を外すことのない夏 元々夏だからと言って、海やフェスに行くとかキャ

          夏のせいにすることがない

          夢の中へ

          先週は引っ越しをしたり、歯列矯正の第一歩として上の歯を2本抜歯したり🦷🦷 来週、矯正器具を着けるまでにストックのレトルトカレーを消費しなきゃと思っていたのにあまり減らせなかったな 毎日地に足つけて生活するのに必死で、1日があっという間に過ぎていく 前まで友達と遊んだり仕事終わりに飲みに行ったりしていたけど、今はその時間を全部自分のために使っているんだなぁと思うとそれはそれで贅沢な気がするね 𓆐𓆐𓆐 月曜日に橋の真ん中くらいで見つけた落とし物 ちょうど食パンを持って

          夢の中へ

          お守りみたいな言葉

          久しぶりに日記のようなもの。 オードリーの若林さんがnoteを始めてたくさん記事を書いていて刺激をもらったので。 若林さんの著書やInstagramにあげていたモンゴルやアイスランドの旅行記もとても好きだったので、また日常を読めるのがとても嬉しいです。 オードリーはオールナイトニッポンを聴き始めてからすっかりハマってしまい、ここ7、8年ずっと週末の楽しみになっています。 生き様芸人とテレビ東京プロデューサーの佐久間さんが仰っているように、若林さんはその時思っていることを常

          お守りみたいな言葉

          とうもろこしご飯

          だれかとたくさん話したい気もするけど、わたしの気持ちはわたしのものだから誰にも教えてあげないっていう気持ちもある 幸せになりたいなぁっていつもぼんやり思ってたし口にもしてきたけど、それがどういう状態なのかちゃんと考えたことがなかった わたしのそれは、ハリボテで箇条書きにしたらそれっぽく見えるんじゃない?とわたしが考えたまやかしだったのかな 勝手に散らからない部屋、勝手に増えたり減ったりしない冷蔵庫の中身、そういうのがちょっとの寂しさと心地いい暮らしをわたしにもたらしてく

          とうもろこしご飯

          明け方の若者たちに流れる曲

          カツセマサヒコさんの「明け方の若者たち」が届いて、その日のうちに読んだ 誰にも感情移入しないのに、どうしてこんなに胸が痛くなるのだろう 身に覚えのある痛みがたくさんあった まっすぐなだけじゃない、がむしゃらなだけじゃない、でも東京で一生懸命暮らしている人の話しだった 情景が浮かんだり音が聞こえてくるようなとはまた少し違う、匂いたつような文章だった 作中に出てくるたくさんの音楽がまたよくて、カツセさんと同世代のわたしには馴染み深いものが多かった 作中の曲についてはこちらの

          明け方の若者たちに流れる曲

          はじめて自分で選んだ部屋で

          先週、新居を決めた。 2020年、久しぶりに始まった一人暮らしにも慣れてきたけど、1人には贅沢なこの部屋に如何せん収入が追いつかない。 それなのに、まったく部屋を探していないという状況。 部屋を探し出す前の「捨てる」という作業がしんどくて現実逃避で見て見ぬふりをしているのかもしれない。 写真を捨てないと、大きすぎるベッドもソファーも捨てないと、多すぎる食器を捨てないと、2人を思い出すものは捨てて、自分で選んだものだけを手元に残そうと思った。 幸い、コロナの自粛期間は部

          はじめて自分で選んだ部屋で

          今日ふと思い出したこと

          小学校低学年の頃、家の玄関マットの上で昼寝をしたり、階段の3段目くらいで漫画を読んだり、人が普段座ったり寝たりしないようなところで過ごすことが多かった気がする。 何でそんなことをしていたかと言うと、我が家にいた猫のいる場所がとても心地良さそうで真似をしていたのだ。 名前はとらだった。茶とらだったから。  夏は風通りのいいところ、冬は陽の差す暖かい場所を探し出す天才だった。 今日、姉の家でお昼寝中の甥と姪を見て思い出した。そんな日曜日。

          今日ふと思い出したこと