全人類Luna say maybeを観て欲しい。
クリエイター紹介
監督・キャラクターデザイン・イラスト:萩森じあ 様
撮影:イクミ 様
アニメーター:庄一 様
https://twitter.com/souitiroukirari
仕上げ:蒼原えま 様
プランナー:髙橋政記 様 → すみません、見つけられず
アニメーションプロデューサー:tete 様
本編終わり。以下蛇足。
感想
まだ見ていないなら今すぐPVを見てくれ。
見たよね。
久々に映像で殴られた。こんなものが存在していいのかとおもった。
一日で数十回は聞いて、初めのころは見るたびに泣いてすらいた。
本当ならこの気持ちを正しく書き起こして、映像を読み込んで、分析して、このPVで何が起きているのか整理しなきゃいけないんだろう。
けれど本当に、本当に残念なことに、この手の才能が集団で殴りかかってくる映像を理解できるほど私は映像のことをわかっていない。素人が玄人気取りで何かを語るのは蛇足でしかない。
それでもこのMVの凄さを、感動を伝えなきゃいけないと思って筆を執り始めた……のだけど無理かもしれない。丁寧にまとめて分析したいけど無理っぽい。次元と生き方が違いすぎる。
なので、ここ好きポイントを書いていくことにする。オタク未満の某の妄言だとおもってみて欲しい。
撮影っていいよね。ここまで映像で好き勝手やっといてあくまで"撮影"って言い張るの。
こっちでは製作者を撮影って書いてないのでこっちはPVなんだろう。Luna say maybeは曲というには属人的すぎるし、Official Music Videoといいながらもあくまで物語の一部的な立ち位置なのかもしれない。
話それるけど、イクミさんは個人的な推し製作者。これまでの最推しはドクターファングビートだったのだけど、今回で更新された。
アニメーションしやがった!
初星学園のMVって現代的でインターネット寄りの系譜だとかってに思ってるのだけど、この系統でアニメーションしてるのはあまり見ない。
同じアイマス系列で紹介するならこれとか。数枚の静止画を製作者が上手く魅せるのが主流。推測だけどアニメーションが高価であるため、非商業的なインターネットでこの手の映像が発展したいったと思われる。
アニメーションMV自体は商業的なラインでは特におかしくない。寧ろ従来のアイマスのMVといえば3Dかアニメーションかだろう。ある程度の予算があって映像を使えるならアニメーションで作ろうというのはむしろ自然。vTuber だってアニメMVを作る時代である
そしてのこれである。このフォーマットでキャラクターがパペットピンでもLive2Dでもなくアニメーションで動くべきだと確信しているであろう映像である。好き勝手しやがって!もっとやれ!
なんでこんなにかっこいいんですか?
このMV通して文字をデザイン上に組み込むことが多いんですけど、これ常人にはよくわからない構造をしている。静止画でさえこの構図を作るのは私には遠くできない。私が映像を諦めた理由に、どうやってもこのような絵を作れなかったことがある。きちんとしたデザインってすげえや。
こんなことしていいんだね。
ここの歌詞がぶわっと浮上してくるの地味好きポイント。
全体通してカラフルな紙吹雪が飛んでいて、全体のストーリーにも影響している部分なのですが、この単色ベースに彩度の高い別の色を合わせるの好き。トレンドといえばトレンドなような気もするんですが、実際にやるのは難しい……。
ここ1番と構成変えてきてるんですよね。よくよく全体を通してみるとキャラアニメーションはそこまでバリエーションがあるわけではないんですが、シュチュエーションごとに使い分けることで、映像の幅が広がっている気がします。
もがき苦しむに近い状況って溺れるなんですね。この構図は印象的で深海から太陽に手を伸ばす感じがします。というか矛盾と感情におぼれてるのかもしれない。
個人的盛り上がりポイント。ここから一気に画面がカラフルになるんですよね。キャラのストーリー表現も含めたものだとは思いますが、単純に溜めて盛り上げる構図を文字中心にここまでやってのけるのはすごい。
このあたりとか文字読ませる気ないですよね。歌を聴け、私を見ろ、ここに立っている理由を知れって感じがして非常にアイドルらしい。
このシーンが全てな気がしますし、ここぞというばかりにキャラがしゃべりかけてくるの最高。
白背景って効果的に使うとここまで映えるんですね。
このシーン基本的な配色は序盤と変わらない気がするんですが、受ける印象が180度違いません?もちろん歌詞やストーリー的な側面はあると思うんですが……なんで?
終わり。
いろいろ頑張ろうと思ったけど無理だったよ。
これを書くために何度も映像を見返したのですが、見るたびに巨大感情が襲ってきてすごく疲れてしまった。いい映像は見るのにも体力を消耗してしまう。
ただ本当にこの映像は好きだし、学マスがこの路線の映像を少なくともあと7作出してくれるのは嬉しさしかない。今後の更新に期待。
最後に暴言を。
本ッッ当におこがましいことではあるが、学マスに"プロデューサー"としてしか出会えないことが本当に残念でならない。
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