怒りを鎮める
自分の身に及ぶどんな困難も原因は必ず自分にある
視点がどこかずれているのか。
視ている世界が違えば解釈も違う。
窓を叩く雨音を、やさしいBGMととるのか
耳障りな喧騒ととるのかくらいの違いでも
心はそれぞれでまるっきり反対方向を向く。
なら、外から視てないで雨に打たれてくれば良い。
降り注ぐ雨に濡れて潤されるもよし、
傘の中から観る世界に促されて歩き出すもよし
外の世界に幻滅して後悔するものあり。
自分で自分の感情を理解できる良い機会だ。
困難は、避けて通りたい。
でも遭遇してしまったら、きっとどこかにある理由を見つけたほうが
解決も早い。
納得も深い。
後悔もしない。
世界自体がいろんなものを雨で流してしまう時期に
心をゆっくり潤すのか、
濡れた自分に浸るのか、
部屋で雨上がりを待ちながら、次の世界に想いを馳せるのか。
『あなたは、まだまだ知らない事が多いから
他の人より多くを知ることができる。
欠点だらけではない。
新しい知識と理解を体験できる悦びをもらえるのだ。
自分の全てを愛しなさい。
自分を受け入れたら、他人を許せる。
怒りがあるうちは何も見えてこない。』
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