育休の取得条件とは 男性経験者が教えます
4ヶ月間育休を取ったあと、復職して今も同じ職場で働いているまさとです。私が周りが全く男性で育休取った人がいない中で、育休を取ったときの経験談やその時知っていればよかった知識などをすべて話して行きたいと思います。
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1. 育休取得の必要要件とは
残念ながらすべての方が育休を取れるわけではありません。
これらの要件を満たすことが必要です。
① 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている
② 子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる
(2歳までの育児休業をする場合には2年以内)
逆に言えば、この2つさえ満たせば誰でも育休を取ることは可能です!
なので、お子さんが1歳になるまで(延長するなら2歳になるまで)期間を定めて雇用されている労働者なら、正社員だけでなく派遣社員、契約社員などでも取ることができます。
参考:厚生労働省ホームページ発行のパンフレット
前回の育休が取れる期間についてはこちらをどうぞ。
ちなみに、会社に育児休業に関する制度が無いという方も、上に書いてある要件を満たせば、申出により育児休業を取得することができます。
やや勇気が必要なことではありますが、育休を申請することは法律上間違っていないということは言わせてください。もちろん会社のルールより法律のほうが強いというのは言うまでも無いでしょう。
● 会社に育児休業に関する制度はないのですが、取得することは可能ですか?
育児休業(育休)の取得は、法律に基づく労働者の権利であり、基本的に会社はその取得を拒否・制限することはできません。どうしても上司の理解が得られない場合は、人事労務担当者に相談して説得にあたってもらったり、勤務先の労働組合に相談して同じ立場にある人たちと一緒に交渉する方法が考えられるでしょう。また、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)に相談し、行政指導等をしてもらうことも可能です。
厚生労働省 イクメンプロジェクト
育児休業等についてよくある質問
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/employee/faq/
あと、労働組合と会社が合意すれば
③ 1週間の所定労働日数が2日以上
というルールを追加できるみたいです。
これはあなたは会社の就業規則などで確認してみてください。
ということで、ルールはたったの2つ(3つ)だけです!悲しいかなこれ以上書くことがありません。
私も上司に育休取得のお願いをしたとき、まず最初にしたことは一緒に会社の就業規則を確認したことでした。もちろん①、②は満たしていたので了解してもらいました。ただ、周りに男性の育休取得者がいなかったのでハードルはとても高いのでは無いかと思われていたみたいですね。
もしこれらの条件を満たしているのであれば、ぜひ育休を検討してみてください!
次回は育休中の控除(税金など)について解説します。お楽しみに!!
1人でも多くの男性が育休を取れる社会を目指して。
最後までありがとうございました。
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