「自由しかなかった」嬉野さんの言葉の切れはし#362
『どうでしょう』がスタートした時にはもう、自由しか感じてなかったね。抜けるような青空のもとで、自由しかなかった。
ーー嬉野雅道
----------------------------
『どうでしょう』がスタートした時にはもう、自由しか感じてなかったね。
それはさ、オレが、それまでにすごく困難な環境で仕事をしてたからかもしれない。
そのオレが自由に振る舞えるってことは、具体的に「ここでどうすればいい」とか、「どう動いて、何を撮ればいい」ってことがわかるってことじゃないですか。だからこそ、自由にさせてほしいって思うわけで。
『どうでしょう』では、そういう場をもらい、かつ、本当に自由にやれる環境だったわけ。そこには、権威者もいないし。
だから、「支えてくれる人もいなけりゃ、何もないっていう状況の中で、オレら4人だけがいた」っていうことを、『サイコロ1』のDVDかな、裏表紙に書きましたね。
「抜けるような青空のもとで、自由しかなかった」みたいなことを。
ーー嬉野雅道(水曜どうでしょうディレクター)
切れはしのもともと↓