大企業の広告は参考にならない
きれいな広告は「見るだけ」で終わる
広告屋がつくるチラシ広告はきれいですが売れません。基本的にデザイン重視のきれいなイメージ広告をつくるので、「結局、何が言いたいのか、よくわからない」広告になります。
デザインの勉強とかしているので、綺麗に見せる(まとめる)技術は確かです。
しかし、売れない広告です。
なぜ、広告屋はイメージ広告をつくるのでしょう?
一昔前の大手メーカーや大企業の広告は、デザイン重視で、かっこよかったらOK。売れるか、売れないかは、二の次だったという時代があったそうです。
そらく、その時代の大手メーカーや大企業の広告を参考にしているからだと思います。
中小企業は大手メーカーを参考にしてはダメです。
ブランドのイメージアップに役に立つかもしれませんが、売上に直接関係しません。
売上に直結するレスポンス広告をつくらないとダメです。
泥臭くてダサい広告です。
ただし、売れる広告です。
人の目を惹きつける写真
きれいなかっこいい広告は必要ありませんが、見にくい広告では売れません。文字通り見向きもされない広告になってしまいます。
一番最初、パッと見た時に「おっ!」と思ってもらう必要があります。
写真だったり、広告のレイアウトだったりします。
ちなみに、大手や大企業がよく使う「人の目を惹きつける3つの写真」をご存知ですか?
水着をきた若い女性
赤ちゃん
猫
この3つは、人の目を強烈に惹きつけることができます。
ね?
おっ!?と思ったでしょ?
でも、これらは目を惹きつける効果があっても、物は売れません。
なぜ、大企業はイメージ広告を作るのか?
それは、ブランドが確立されているのでイメージ広告でも全然OKだからです。お洒落でカッコいいですし、見てて惚れ惚れします。
個人的にこういうアート(芸術)な広告は大好きです。
しかし、中小・零細企業は絶対に、このイメージ広告を真似してはいけません。
なぜなら、お客さんの99.9%はあなたの会社を知らないからです。
「あなたの夢を叶えます、21世紀のカンパニー」とか言われても、99.9%の人が「はぁ?何言ってんの?」ってなります。
だって、知らない会社だから。
つまり、ブランドが確立していないのにイメージ広告をすると、「意味不明。わけわからんわ」となるだけです。
中小企業はイメージ広告ではなく、お客さんから電話がかかってくる「レスポンス広告」にしなければなりません。