見出し画像

指定校推薦やAO入試は損をする

嫌われる指定校推薦、AO入試


「受験戦争」と言われる時代であれば、私立大学に指定校推薦などで入学する学生は優秀でした。


しかし、今は一般入試では定員を埋めるのが困難であったり、偏差値ランキングを上昇させるという偏差値操作をおこなったりする目的で、推薦入試の割合を増やしたりしたため、優秀な学生の割合はどんどん減っていきました。


それに伴い、就職においても、私立大学の指定校推薦入学者は採用したくないとの声が多いそうです。実際、こんな学生がいたそうです。


長野県は北海道にあるのですか?
「りいき」とは何ですか?


利息を「りいき」と呼んでいたそうです。しかも、その学生は経済学部の4年生。他にも、アルファベットが満足に書けない学生もいたそうです。


それくらい学力が低い。


今のお父さん、お母さんが、受験していた大学受験とは大きく違います。

当時と比較して、18歳人口が半減したのにも関わらず、大学の数が2倍近く増えています。


しかも、2021年度の四年制大学への進学率は54.9%と6割に迫る勢いですし、短期大学と専門学校を含む高等教育機関への進学率は83.8%と、ほとんどの18歳人口は進学します。進学せずに最終学歴が高卒になる人はたったの16.2%しかいません。


大学が「狭き門」だった昔とは違います。
大学に行く人が少数派だった昔とは違います。

みんながみんな大学に行く時代です。

だからといって、指定校推薦やAO入試で私立大学へ行かせると、就職する時、「バカ認定」されるので、ものすごく苦労するかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!