シラットで最も実用性の高い逮捕術ヒューマンキャッチャー(連続写真と動画解説)
アーバンシラットで練習してます代表的な逮捕術ヒューマンキャッチャーを連続写真で解説いたします。
実用性が高く、その割に難しくはない技法でして実際に危ない人を拘束しないといけない”実戦派”の皆様に大変好評ですので覚えておいてけして損はないと思います^^。
1.このように相手の両腕を羽交い絞めにします。
2.両腕を捕らえます。
3.左腕を滑り込ませて左手で相手の左腕の肘より上に引っ掛けます。
4.右腰側面を相手に押し付けます。
5.空いている方の左手で相手の顎をとります。
6.頭部を後に反らせて連行します。
このように大変にシンプルなテクニックです。
ただいくつか細かいポイントを押さえていないと簡単に抜けられてしまったり急所への攻撃を許してしまうこととなりますので詳しくはこちらの記事にてご参照下さい。
ちなみに相手と身長差があったり暴れまわる被疑者を拘束する場合は下記のパターンを用います。
1.暴力的な人物の背後から近づきます。
2.両肩に手を置きます。
3.膝裏を踏みつけるように蹴ってバランスを崩します。
4.右腕を巻き付けて頭部を捕らえます。
5.そこから羽交い絞めにするようにして自分の右腕を滑り込ませます。
6.両腕と頭部を捕らえて引きずるように連行します。
被疑者を傷つけることなく、比較的安全に拘束することができますので酒に酔って友人や身内の人間が暴れたなどの場合でも穏便(?)に済ませることが出来るかもしれません。
また、医療従事者が身体の弱い患者などが暴れた際にも相手を過度に傷つける心配がないのが利点だと思います。
動画にて解説を見たい方は下記記事をご参照下さい。
より分かりやすくするためにヒューマンキャッチャーという逮捕術技法をズームで撮影しました動画。それと静止画で解説したスライドショーもご視聴いただけます。
以下は「”実戦派”の皆様もおすすめする逮捕術3選」の動画にて解説してます技術の一覧です。
・背後からのヒューマンキャッチャー:暴力的な相手の背後から拘束するパターンです。
・側面からのヒューマンキャッチャー:暴力的な相手の側面から拘束するパターンです。
・正面からのヒューマンキャッチャー:暴力的な相手の正面から拘束するパターンです。
・喧嘩の仲裁のためのハングマンチョーク:背後から頭部を捕らえて連行するテクニックです。相手の頭部を後に反らせることでよりきつく掛ける細かいテクニックも動画内で解説しています。
・ハングマンチョークからのヒューマンキャッチャー:背後から頭部を捕らえて連行するハングマンチョークからヒューマンキャッチャーへとつなぐコンビネーションです。特にあまり身体の丈夫でない被疑者をハングマンチョークの形で長時間連行するのは頸椎を痛める可能性もあって危険だと思われます。
・万引きGメン御用達の連行技法グースネック:手首関節を極めて連行するテクニックです。周囲からは手をつないでいるだけに見えるので騒ぎを起こすことなく被疑者を連れ出す際に有効です。
・背後からのグースネック:関節が極まるまで隙ができると思われがちなグースネックですが、実は掴んだ時点で激痛を与えることも出来ます。
・薬物で痛みを感じない相手でも効かせられるハンマーロック:欧米の警備や警察に大人気のハンマーロックです。身体の柔らかい相手にも効かせやすい便利な技法となります。
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