仰向けに倒した相手をうつ伏せにひっくり返す激痛テクニック
3月3日の毎週火曜日アーバンシラット代々木教室では逮捕術の動きをメインに練習しました。
”実戦派”の方々にとっては被疑者を地面に倒してから手錠をかけるためにうつ伏せにひっくり返さないといけない場面があるかと思うのですが、その際に重宝するテクニックを写真付きで解説いたします。
ちなみに逮捕術についてより詳しく知りたい方は「クボタン(護身用具)や特殊警棒を使用した逮捕術セミパーソナルクラス」ダイジェスト映像、もしくは「”実戦派”の皆様もおすすめする逮捕術技法3選(連続写真と動画による解説)」をご参照下さい。
1:倒した相手の手首を右手で掴みます。
2:左手の平で相手の肘を抑えます。
3:右手で掴んだ相手の手首を上に持ち上げながら左手で相手の肘を顔に強く押し付けます。
4:そうすると肩に焼けるような激痛が走るので少ない力で仰向けからうつ伏せへ相手をひっくり返すことが出来ます^o^。
見た目は大したことなさそうですが、相当に痛いですので練習時は加減が必要です^^;。
ちなみに映像で見ていただいた方がより分かりやすいかもしれません。
僕の悲鳴を聞くことで上記のテクニックがどれほど痛いか伝わりましたら幸いです^^;。
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動画の収録内容
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・手首関節を極めるためには手のひらの密着が重要
・5本指全てを使って技を行使すると逆に効きが弱くなる
・ツボや痛点を攻撃しながら手首関節を極めるテクニックもあり
・シラットでは手首を極める小手返し単体で相手を投げるという使い方はあまりせず、武器のディスアーム(奪い取る、もしくは弾き飛ばす)もしくは手首関節を叩き折る目的で使用します
・アーバンシラットで頻繁に登場する逮捕術「グースネック」も手のひらの密着が重要
・手の甲のシワを伸ばすようにすると手のひらが密着しやすい
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シラットではどちらかというと大きな関節(肩関節や頸椎など)を攻撃することが多いのですが、手首関節などの小さい関節を極めるテクニックも少ないながらも存在します。
そして手首関節への関節技は慣れないとどうしても手の大きさや腕力に頼りがちですが、動画で解説してますような細かいテクニックを用いることである程度は力を補うことが出来るのです。
5本指全てを使うと手のひらの密着が甘く、どうしても技の効きが弱くなるものでして「中指」「薬指」だけを引っ掛けるようにするのが大事なポイントとなります。
また、動画では話していませんが、手首関節を極める際は「手首を曲げる」よりも「手首を潰す」ようにした方が良いように思います。
このようなテクニックを知っているだけでも技の効きが段違いに変わってきますのでどうか僕の語りを鬱陶しいと思わず最後までご視聴いただけましたら幸いです。
あとこちらの動画が好評でしたら調子に乗ってこの先は”語り”中心の動画を量産するかもしれません^^;。
*逮捕術に関してより詳しく知りたい方は下記↓の記事をお勧めいたします^^。
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