アンゴラ🇦🇴入国
2024/11/22
そういえば、ポルトガル出国及びシェンゲン圏を抜ける審査はすんなり終わったな。
指紋読み取りもカメラ確認もせず、質問も一切無し。シェンゲン圏の滞在日数は問題無かったようだ。そもそもチェックしていない気がするが、どうなんだろう。
とにかく、まずは経由地のイスタンブール空港に到着。
改めて思うが、さすが世界有数のハブ空港なだけあって巨大だ。24時間、大勢の客で賑わっている。
そのまま朝まで7時間ラウンジで過ごし、搭乗ゲートへ。
アンゴラ行きの客はほとんどがサブサハラ系の人達だ。皆お金に余裕がありそうな格好をしている。
何やらアンゴラは石油資源が豊富で、私が行く首都のルアンダは世界有数の物価が高い街らしい。中東でいうドバイの様なものだろうか。
それにしても、相変わらず一列に並べない人々。隙あらば割り込んでくる。これを文化といって良いのかはわからないが…。
もちろん席も全指定だし、飛ぶ時間は一緒なのに何故そんなに群がるのか理解できない。
そこそこ色んな世界を見てきてよく思うが、お湯が出ること、トイレに紙を流せること、一列に並ぶこと。まだまだあるが、これらは当たり前ではないどころか、むしろ世界全体で考えたら稀な方だ。
しかし、これでもマナーが良い方の人達なのだろう。今後しばらくは今以上に割り込まれ、絡まれ騙され、無視したり言い返したり、想像を越えたトラブルが毎日続くのかと思うと気が滅入る。
「今思えば、行って良かったね」
と後から言えるように、思えるように、そう願って行くわけだが、リアルタイムでどれだけ楽しめるのだろうか。
いずれにしても、この旅が終わった後はもう一生行かないと思う。だからこそ今、無理やり自分の気を奮い立たせているのだ。
さぁ、色々あったが何とか辿り着いたアンゴラの首都ルアンダ。
揉めるだろうと思った入国審査は難なく通過し、まずは予約していた宿へ。怪しい両替商やタクシーの客引きを無視して歩く。
ルアンダの宿は、その殆どが個室のホテルだが、唯一といっても良いほど僅かに相部屋、つまりホステルが存在する。
当然そこに決めたのだが、幸い空港から徒歩20分。近くて助かった。
なかなか危なそうな立地ではあるが…これはもう安宿の宿命。治安の悪そうな街ほど、そういう傾向にある。
インターネットも出来ない状態の中、無事に到着。宿のスタッフも親切そうだ。
今日はとりあえず休もう、まずは無事で良かった。