メッセージ
2024/4/14
ジョージア、カズベキ2日目。
この日の天気予報は終日雨。
しかし朝起きるとそんな様子は無く
「やっぱり予報は当てにならないよね」
なんて言いながらサトミちゃん、アンディと支度を済ませる。
今日は郊外にある2つの滝を見に行こうという話になったのだ。
歩くこと約50分。
ポツリポツリと、衣服を濡らす雨の音。
予報は時間帯こそズレたものの、確かに当たっていた。
目的地まではまだ遠い。
私達3人はヒッチハイクを試みる。
それは思いの外すぐに止まり、有り難いことに滝のある山の麓まで乗せてもらうことができた。
車だと数分、あっという間だ。
暫くすると、1つ目の滝が。
意外にも目的地の滞在時間は短い。
なのでやはり、そこに至るまでの過程を楽しんでこそだろう。
とはいえ雨の中、なかなか急な斜面を1時間以上登ったので体力も減り、体も冷えてきた。
「これはヒッチハイクしないと、帰りは大変だね」
そう言って私達は再びヒッチハイク。
そしてすぐに止まってくれる車。
通常3人でのヒッチハイクは難しいと思うのだが、大きな荷物が無いからか難無く成功する。
ジョージアは相当ヒッチハイクしやすい国のようだ。
車で約10分移動してカズベキ市街地へ戻ってきた私達は一休みし、その後3人で談笑。
台湾で生まれ、すぐにオーストラリアに移り育ったアンディ。彼はなんとパスポートを3つも持っているという。
台湾、オーストラリア、それとニュージーランドだっただろうか。忘れてしまったが、とにかく合法的にそれは可能なのだそうだ。
それにしても旅をしていると、本当に色々な人がいるなぁと実感する。
若い時、できれば幼い時からそんな世界を見て自身の天井を高くしておけると、その後の人生における可能性が広がるかもしれない。
そんなつもりでこの日記を公開し、子供達に読んでもらいたい、見てもらいたいと思っているのだが、それは恐らく少数だろう。
時刻21:00。
会話を一通り楽しんだ後、私とサトミちゃんはアンディに挨拶し、自分達の部屋に戻る。
そしてシャワーでも浴びて寝ようというタイミングで気づいた一通のメッセージ。
昨日お別れした日本人女性、アジちゃんからだ。
そこにはこう書かれていた。
予定より一日早いけど
私も明日カズベキに行こうと思っています