混沌とするマレーシア
2023/7/21
さて、シンガポール入国まで残り9日。
この時間を有効に使いたい。
今後しばらくはハイペースで各国を周る事になるだろう。
なので今のうちに、先の段取りをある程度決めておきたい。
本音は飽きるまで長く同じ場所に滞在したいが、なかなかそうもいかない。
足踏みしてても靴は減るのだ。
というわけで朝から部屋に籠り、様々な行き先と交通手段、値段、時間を比較し、計画を立てる。
シンガポールは極僅かな滞在になるだろう。
宿は取った。
そこからインドネシアに行くには、船でビンタン島が最安、最短の様だ。
フェリーチケットを予約しようとするが、スマートフォンでは決済エラー。
PCサイトにアクセスしても駄目。
ラップトップを取り出し、再度試みると無事に決済された。
モバイルサイトがあるのに、PCからしか登録、決済が出来ない。
こんな事も驚かなくなった。
今のところ、ラップトップの役割はそれくらいだ。
そしてビンタン島の宿も予約。
インドネシアにどの位、幾つの街に滞在するかは未定だが、せめて出国の交通手段までは押さえておきたい。
が、なるべく飛行機は避けたい。単純に値段が高いからだ。
時間が掛かっても船やバスの方が圧倒的に安いし、景色も楽しめる。
そこまで決めたらインドネシアでゆっくりする時間が取れると思ったのだが、ビンタン島から直行で出国可能な手段が見つからない。
行き詰まる
うーん、今日はここまでにしよう
時刻16:30。
この日、初めて外に出る。
予想はついていたが、ヴィンテージマーケットといっても、陳列されているのはレギュラー品で、もちろん値段も消費者向け。
大量にピックするなら交渉可能だと思うが。
クリーニングもされていなかったので、おそらく店頭に出さない品を持ってきているのかも知れない。
それでも久々に洋服に触れられて楽しめたと同時に、職を離れた自覚と、離れられない仕事感覚が混じり合い、不思議な気分だった。