見出し画像

抗えないもの

2024/10/16

アンザ6日目、もうそんなに経つのか…。
たいした事してないのにあっという間だぞ。

街のメインロード
魚のグリル&フライを扱う
サンドウィッチ店

完全に地元の人向けで行列が出来ているが
私の様な観光客は歓迎されていない様子
いくらですか?と聞いても
「100 USDだ」
と突き返されてしまった

ある意味で“一見さんお断り”的な
敷居の高い店


この日は偶然
フリーマーケットが開催されていた
ケフタ(スパイシーな肉団子)のサンドウィッチ
10MAD(約150円)
古着も沢山
その他、日用品から家電、ガラクタなど色々
けっこうな規模で、1時間ほど歩き回った
帽子の山から掘り出し
BRIXTONのスナップバックを購入
40MAD(約600円)

多少の日除けと砂漠の砂埃対策にも期待したい


さて、明後日に向かう西サハラについてだが、まずは最大都市で首都ともされるラーユーヌという街までバスを使うことにした。
そこで何泊かした後、モーリタニアとの国境近くにある街ダフラまではヒッチハイクで行こうと考えている。約530km…!

折衷案というより妥協案だがおそらく、これが諸々のリスクや金銭面を考慮すると現時点でのベストだと思う。

しかし実際どうなるかはわからない。
何が起こるか検討もつかない。

これから続くアフリカの大地は、砂漠の民は、明らかに異質なアジア人ヒッチハイカーの存在を受け入れてくれるのだろうか。
彼らの目に、私はどう映るのだろう。


まるで、暗く見えない木橋を、叩けば崩れそうなその頼りない橋を叩くでもなく慎重に擦り……やがて目が慣れ、視界が拓けるまでゆっくり佇みながら、一歩一歩、足裏の感触に生を実感しつつ進む気分だ。


俺はなんでこんな事をしているのか…

2023/7/21 in Malaysia


念の為、私は危険を楽しむようなタイプではない。できる限り、のほほんと旅をしたいのだ。そして酔に微睡みながら景色を眺め、音楽を聞いていたい。

しかし、それでもこの道を進むのは、未知を選択するのは、もしかするとアフリカ大陸に”本能的な何か”を呼び起こされているからなのかもしれない。

抗えないものって有りますよね

2023/9/8 in Cambodia



2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。