至福の苦み、帰服の苦しみ
2024/10/3
一昨日の夜、同じ部屋に日本人女性がやって来た。
正確にはやって来た“らしい”。というのも、私はその日すでに寝ていて気づかなかったのだ。
それが昨夜に初めて顔を合わせ、曰く彼女は寝ていた私を見て日本人だと知るや、少し緊張したそうだ。
何故か?それは日本人は往々にしてマナーに厳しく神経質なので、物音で私を起こしてしまうのではと心配だったからとの事。
その女性ミナコちゃんは世界一周航空券を購入し、1年間の周遊中。それも残すところ、あと2ヶ月だという。
私とは逆の東回り、つまり北米&南米からスタートした彼女とはお互いの知らない国の事情、または重なった国で共感する部分もあり、例のごとく話が盛り上がる。
そして今朝、ミナコちゃんは一度マラケシュを離れて海沿いの街エッサウィラに行くとのことで、私は見送りも兼ねてバスターミナルまで付いて行った。
「プップーー!!」
「○々+:!!!゜¥1\+:!!!@…+1!!!」
「ブオンブオンブオン!!」
「ガーガーガー!!!」
「+・$^・%!!☆÷♪!!€0%<@^0!!」
「プッププーー!!プー!!プップー!!」
「じゃあ、エッサウィラ楽しんで!」
そう言って、私はバスターミナルをあとにする。
彼女は3日後、マラケシュの同じ宿に戻ってくる予定なので、また会うだろう。
いや〜それにしても…南アフリカまでの道程が全然掴めない。
どうしたものか……さすがに今回は今までの様に行き当たりばったりだと上手くいかないだろう。
それに……。
いや、この話は近々また別の日に思考を整理してまとめることにしよう。
少し時間が掛かりそうだ。
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2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。
なので今後どうなるかは私にもわかりません。
その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。
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