南ア総括・出国前夜
2024/12/5
本日休憩日。
明日以降の予定を考えなければならない。と同時に1週間余り滞在した南アフリカ共和国について振り返ってみた。
ケープタウン、プレトリアそしてヨハネスブルグを少し見てきたが、概ね印象は変わらず、極一部のエリアを除き油断は出来ない、本当に危険だ。
現地出身者曰く「ケープタウンが一番危ない」そうだが、経験した限りではたしかにそう感じた。とはいえ、何処もヤバい事は変わらない。
ここまでは南アフリカに興味がある人の抱くイメージそのものかも知れない。しかし、これらは国の、そして街のほんの一部分だ。
特にケープタウンでは安全なエリアも有り、そこである程度リラックスできる。
インフラや街並みは本当に現代的で、先進国にも全く引けを取らない。カード決済の普及具合などは日本を越えている。
何より、人々のマナーや立ち居振る舞いの良さには驚いた。
皆基本的に親切、それでいて他人との距離感を大事にしている。スーパーではきちんと一列に並び、時には譲り合ったり、何かあれば「すみません」が自然に言える。
今まで私が思っていた“アフリカらしさ”というものは覆された。南アフリカ共和国だけが特殊なのかもしれないが。
というように、この国は危険なイメージが先行しがちだが他国同様、大半の人達は優しいので、偏った情報に惑わされるのは残念だし、良くも悪くも“本当の部分”を知れたのは収穫だと思う。此処に来れて良かった。
また、特にケープタウンは自然も豊かで景色抜群、気候的にも過ごしやすく、多くの観光客が訪れるのも頷ける。
プレトリアは海こそ無いが、歴史的な建造物も並んでいて文化を感じられるし、ケープタウンより少し庶民的な街並みが他都市と違う一面を見せる。
ヨハネスブルグは…正直そこまで多くを見たわけではないが、縁があればまた来るかも知れない。何しろ、アフリカ大陸を離れる際のフライトは大きな空港が便利なので…。
さぁ、そんなわけで明日はボツワナ。
ではなく急遽、行き先を変更した。
ジンバブエに行こうと思う。
毎回思う事だが、無事に辿り着けますように…。