豊かにしてくれる全てに
2024/9/16
この日は「預言者生誕祭」というモロッコの祝日らしい。
Carrefour
なんたってムハンマドの誕生日だもんね
街をすり抜けバスターミナルに向かい、無事に乗車。
車で迎えに来てくれていたサーム、母親のアイシャさんと合流し、自宅へ連れて行ってもらう。
『おぉJeepだ、良い車だな』と思いつつ乗車して着いた先は郊外にある一棟のビル。
なんと、彼らはそのビルを丸ごと買い取ってリノベーションし、1〜2階を他の家族へ貸しているのだという。
高級ホテル並みのピカピカなフロア、バルコニー
バスルームには真っ白でふかふかなタオル
そして電動で閉まる雨戸
恐縮するほど立派な家だった…
彼は
”隣街のアル・ジャディーダにも家が3軒ある”
”オーストラリアに住む叔父が農園を経営していて
オリーブを日本に輸出している”
と言っていたが、なるほど…
「マサキめっちゃ髪伸びるの早いじゃん！」
と言って笑うサームはいつも陽気だ。
しばらく談笑しているとタネルから連絡が入る。今朝までシェフシャウエンに滞在していた彼も今夜、サームの家に来ると知り、私のテンションは更に上がった。
私達は3人であの青い街並みを散策した仲。
また一緒になるなんて、やはり“縁”という不思議なチカラを感じずにはいられない。
しばらくして到着したタネルは2人の友人と一緒だった。
なので合計6人となった私達は近くのレストランへ連れて行ってもらう。
当然どれも素晴らしい
自転車やバイクで国を渡り、テント泊する人
キャンピングカーで移動する人
何か明確なテーマがあって、それを追求している人
色んな人に出会って話を聞く度に心を躍らされる
しかし自分の旅もまた唯一無二だと思えるほど
本当に私は人に恵まれている
改めて
人生を豊かにしてくれる全てに感謝したくなる一日
2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。