異国に沈む夕陽
2023/6/23
ノーンカーイ2日目。
部屋は久々のシングルルーム。
バス、トイレは共同だが、運良く隣の部屋に宿泊客がいないので自由に使える。
とはいえ一泊約1,000円の最安値だ。
もちろんエアコンなどない。
時刻11:00。
激暑と高湿度に耐えきれず、追い出される様に外へ。
まぁ、外も同じなのだが…。
2時間ほど散歩した後、殺虫剤や石鹸、水を買い込み再び宿へ。
シャワーで汗を流し、蒸し暑い部屋で横になる。
明日はチェックアウト予定日なので、延泊せずに寝台列車に乗ってバンコクまで行くつもりだ。
ただ、8時間ほど揺られる事になるので気が乗らず、チケットもまだ取っていない。
夜発なので景色を楽しめるわけでもなく、せめて良く眠れたら良いのだが…。
夕方過ぎ。
同宿に泊まっているアリキ君に連絡。
今夜が最後になるので、一緒に夜ご飯でもと誘い、昨日と同じ川沿いで合流した。
どうやら彼も明日チェックアウトし、ウドンターニーに向かうみたいだ。
その街はタイ東北部最大の街で、バンコクへの路線上にある。
私もそこで少し滞在し、8時間の乗車を回避しようと思ったのだが、如何せん今いるノーンカーイから近過ぎるので時間はそれほど変わらず、滞在費だけ嵩んでしまう事に躊躇していた。
アリキ君とは夕食後も川沿いのブロックに座り、昨夜同様に遅くまで話し込んだ。
お互いの旅のスタンス
各国の事情
今後の日本の在り方
年齢は少し離れているが、考え方や経歴など共通点が多く、まだ出会って数日でも話が弾む理由が少しわかった気がした。
類は友を呼ぶなんて言葉もあるが、やはり似た者同士が自然と繋がるのだろう。
無意識的に、いや意識的にもそうなる様に行動しているのかもしれない。
明日、暫しの別れの締めに何処かでコーヒーでも飲む予定だ。
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2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。
なので今後どうなるかは私にもわかりません。
その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。
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