首都プノンペンへ
2023/8/28
時刻4:30、起床。
ほぼ寝れていない…。
しかし、ニ度寝したら確実に乗り遅れる…。
仕方無く準備を済ませ、バス停に向かう。
時刻7:45。
ロットゥーに乗り込み、ココン出発。
数分で景色が原野に変わる。
ガタガタの道を猛スピードで進んで行く。
私の横にあるスライドドアは、指が通りそうな程の隙間が空いており、寄りかかったら開いて落ちてしまいそうだ。
そんな中、いつもの酔い止めa.k.a睡眠薬を服用し、朦朧とした意識で特に変わり映えの無い景色を眺め続ける。
やがて休憩地点へ。
しかしまぁシートが硬い、というか薄い。
おかげで尻が痛く、同じ体勢では居られない…。
だが意識は朦朧としている。
尻の痛みと微睡みとのせめぎ合いだ。
バスは私の奮闘を知る由もなく、激しく車体を揺らしながら、相変わらずの猛スピードで走り抜ける。
そして時刻14:00。
途中、車の故障で立ち止まりはしたが、大きなトラブルも無くプノンペンに到着。
流石に首都。大きな街だ。
規模的には、どうだろう。
私の出身である北海道で例えるならば、体感的に札幌市と同じか、もう一回り大きい位だろうか。
歩道の整備や衛生環境は圧倒的に劣っているが、それでも街にはレクサス、メルセデス等といった高級車がバンバン走り、見上げる程の高層ビルが幾つも立ち並んでいる。
一方そのすぐ近くにはローカルな市場があり、広さこそ違えど、それはココンで見た景色と変わらない、庶民の日常を反映している様だ。
所謂、発展途上国の最大都市によく見られる、進んでいる部分とそうでは無い部分との差が激しい街並み。
「旧き良き文化と先進的な要素が混在した〜」なんて言い方も出来るとは思うが、それは国や国民が望んでいるものなのだろうか。
そんな事を考えながら2km弱歩き、直前に決めた川沿いの宿にチェックイン。
荷物を置いてシャワーを浴び、6人相部屋のベッドに横たわると、そのまま夕方まで寝てしまった。
時刻18:00。
少し外の様子を見ようと、目の前にある川まで出る。
ここ暫くずっと川や海を見ている気がするが
やっぱり落ち着くんだよな
2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。