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ブラジルの洗礼

2024/12/18

サンパウロ2日目。
昨日のドタバタ出国に押されて書ききれなかったが、ブラジル入国後も信じられない出来事があった。

空港到着の後、まずは現地通貨を…と両替所に向かい、そこで試しに20€札(約3,254円)を差し出すと、100R$(約2,500円)になるという。
手数料分が700円以上…!?空港の両替レートが悪いのは海外旅行者にとって常識ではあるが、それでも20%以上の手数料なんて馬鹿げている。比較的に強いUSDも持っていたが、ここは信用出来ないので、両替せずに退散。

しかし、いずれにしても現金が必要だと考えた私はATMへ。
SONYBANKのデビッドカードで預金25,000円分を現地通貨にして引き出したのだが、なんと届いた決済メールには31,025円の通知!
手数料で6,000円以上も取られるなんて法外だろ!あまりにもおかしい!

いや、おかしいのは私の方だともいえる。
手数料画面をよく見ずに決定してしまったのだから…。例の出国と9時間のフライト疲れ、そして刻々と暮れてゆく陽に焦っていた私の手落ちだ。しかしこれはケアレスミスなだけに痛い出費…。

後に調べてみると、サンパウロ空港でのこれらは有名なようで、特にATMにおいてはスキミング被害が多発してるので絶対に使用してはならないとの事。警備とかその辺どうなってんだよ…。

対策としては、法外なレートを受け入れ、空港から市内へ行くメトロ代(〜10R$)だけ両替し、その後市内の民間銀行ATMで現金調達がベターらしい。まぁ、それも一般的な手段だが。
但し、そこですら軽く調べただけでもスキミング被害報告あり。そして当然、ATM使用直後を狙った強盗に注意しなければ…。
と、ここまでアドバイスを書いてくれていたネット上の見知らぬ方は、サンパウロ市内でスマートフォン強盗未遂に遭ったらしい。
なんなんだよマジでこの街は。いや、この街も、か…。


宿近くの食堂でランチ
ビュッフェ形式で、料金は重さで決まる

ライス、フライドポテト、ソーセージ、焼きそば
ポーク&ビーフステーキ、豚皮の唐揚げにコーラ

ジャンクの極みのような盛り…
ストレスが溜まっていたのかもしれない…

34R$(約845円)だが
現金を残しておきたかったのでカード決済すると
993円になった

手数料16%以上!?
どこにいっても手数料から逃げられない…
会計後、サービスのコーヒーをポットから注ぐ
濃いめに砂糖たっぷりの味、西アフリカを思い出す


その後、街を軽く散歩してみたが、たしかに雰囲気は良くない。滞在中のエリアが“そういう場所”というのもあるが。
しかし南アフリカの各都市ほどではないな。ヒリヒリとした中にも少し大らかさを感じる。

もちろん油断は禁物ですが
とかいいつつ…


それにしても、アフリカの後遺症というべきか、疲れが取れない。というより疲れやすくなっている。
南アフリカから来た際の時差ボケもありそうだ。
そして昨日、今日と不可抗力とはいえ無駄な出費が多過ぎる。今一度、引き締めないと。

のんびり長く滞在したいと思っていたブラジルだが、出来るのだろうか。色々な意味で…。

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URBANRANCH
2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。