ケープタウン散策

2024/11/30

この街に来た初日からずっと思っていた。

『洗練されていて開放的な雰囲気なのに、このピリピリとした危険な空気はどこから来ているんだろう…』

正直よくわからなかった、この街は本当に危ないのか。いや、間違いなくヤバいのだが、何故か時々感じる平和の匂い…。

ケープタウン滞在3日目の今日。
街を散策して、ようやくその答えがわかった。
ケープタウン鉄道駅や私の宿は、危険エリアと安全エリアの境目にあるのだ。
その2つは混ざり合うこと無く、しかしそういった立地上、複雑に絡み合っている。まるでフライパンの底に残った水と油の様に。
白と黒が混在してグレーな雰囲気、ではない。

一本の通りを境とした、こちらが危険なエリア
ちなみに私の宿はこっち側

逆側のこちらが安全なエリア

写真では伝わらないかもしれないが、本当に横断歩道を一つ渡っただけでガラリと空気が変わる。
それは不思議な事に、ハッキリと肌で感じられるのだ。
これは海外でよくある事だが、ここまで明確なコントラストも珍しい。

というわけで、安全な場所を散策

この辺りはウォーターフロントと呼ばれる、市内最大の観光エリアなのだが、なるほど…高級そうなホテルや店が立ち並んでいる。
そこかしこに公安も配備されている中、観光客が大勢歩きつつ楽しんでいる様子だ。

やはり“安全はお金で買うもの”と再認識

うーん、確かに安全・気楽で景色も良いが、個人的にはそこまで面白さを感じない。
かといって危険が好きなわけではないですからね、くれぐれも。
平和、且つ地元の人々の生活を感じられる所が私は好きだ。

遠くに見えるテーブル・マウンテン

本日はサクッと街歩きをして終了。
それでもケープタウンで感じていた気持ち悪さの謎が解けてスッキリ。

HUNGRY  LION
南アフリカ発祥のハンバーガー・チェーン店

フライドチキン3つとポテト
映っていないけどコーラが付いて
75ZAR(約621円)

それとケープタウン産のビール、JACK BLACK
50ZAR(約414円)
宿併設のバーにて

さて、この街もそろそろ終盤かな。明日以降の予定も考えないと。
次は何処に行こうか。