見出し画像

遊牧民との生活(前編)

2023/4/15~2023/4/16


午前8時、まずは約379km離れたホトントという村に向けて長距離バスに乗り込む。
そこで遊牧民(ノマド)ファミリーに出迎えて頂き、ゲル(遊牧民の伝統的な移動式住居)まで連れて行ってもらうという流れだ。

50人程は収容可能なバス内は満席に近い状態だったが、ただでさえモンゴルに来る邦人は少ないであろう中、ましてやこんな辺境の地に向かう日本人は余程珍しかったのだろう。
ちょっとした人気者(変わり者?)扱いで
「ヤパーン!(ジャパーン!)」という声が車内に響いた。

連日の旅疲れを癒そうと、早速仮眠してから約1時間。
目覚めると、こんな光景が

トイレ休憩所
女性は緑色の小屋の中で
男性はその他の広大な大地で用を足していた
そうとは知らず小屋に近づき、危うく騒ぎになるかとヒヤヒヤ

そこから更に3時間ほど。
2回目の休憩所にはこんな食堂もあった。

日本でいうところのサービスエリア
馬乳のミルクティー(チャイ)
約20JPY
味は薄めて温めた牛乳のような…
これに大量のウォッカを入れて飲んでる人もいた
外の景色

基本的にウランバートル中心部を離れると、あとは何処までも砂漠と荒野が広がるばかりで、たまにこんな建物があるくらいだ。


午後2時半。
人口約4,400人のホトント村に着き、無事にノマドファミリーと挨拶を済ませ、彼らの家(ゲル)までトラックで連れて行ってもらう。

村からゲルまでの道中はアスファルトはもちろん
標識も電線も無い
その代わりといってはなんだが馬、羊、山羊や牛は沢山
そんな中、1時間近く走り続けた

そして、いよいよゲルに到着。

ここから先は

2,006字 / 6画像

¥ 500

2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。