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ボツワナ入国

2024/12/8


ジンバブエの物価は高い。
いやむしろ、特に宿代に関しては北アフリカはともかく、その他アフリカ全体的に馬鹿にならない。なのでポイントを抑えながらコンパクトに周らなければ…。
加えてツアー参加などがどうしても必須になってくるので、尚更コストが嵩む。

ゴミ箱からパンを拾い、少しでも節約


冒険心をくすぐられるアフリカ大陸だが、意外にもバックパッカー向きではないなと実感している今日この頃だ。

でも現代のバックパッカーは皆しっかりしていて
洗練されているし、賢い

昔、私が本で読んだりTVで見ていた様な
無謀な人ってほぼ見かけないな、いるんだろうけど

写真は昨夜の宿で開催されたパーティ


というわけで早速、次の国ボツワナへと向かう。

シェアタクシーに乗って

ヴィクトリアフォールズからボツワナ国境の街カサネまでは車で約1時間。
この辺りはジンバブエ、ナミビア、ザンビアそしてボツワナ4ヶ国の国境が接している珍しい地域なのだ。

厳密にはジンバブエーナミビア間は
150mほど離れており
一瞬ボツワナに入国しなければならない



「うおおおっ!エレファント…!!」


移動中、路肩に突如出現した象に私は叫び声を上げた。
同乗の現地民はそんな私を見て笑い、

「ハハハ!象なんて沢山いるよ、次出てきたら見せてあげる」と。

マジかよ…本当にすぐ現れた…

「危険だから近づかないで」
と忠告する現地民

私が空港でタクシー運転手に言われた
「ヒッチハイクなんてしてたら象に襲われるよ」
それは冗談ではなかったらしい…

刺激しなければ基本的に大人しいみたいだが


タクシー運転手は私を国境に送り届けるだけかと思いきや、なんと今から仕事でナミビアに行くのだという。
なので2人でボツワナに入国。
日常的に国境を跨いでいる彼が案内してくれたのでスムーズに通過できた。

赤いツバのBBキャップを被った彼がタクシー運転手

国境で待っていた彼の友人トラックに乗せてもらい
自動ヒッチハイクまで
ボツワナーナミビア国境で御礼を伝えてお別れ
ありがとうございました♪
その後
トラック運転手は私を宿まで送ってくれた
初入国してから宿までは勝手がわからず
まず最初に戸惑う問題

なので尚更有り難い…!

ジンバブエもそうだったが、ボツワナの人も
フレンドリーで親切だなぁ
宿にボツワナ産ビールが売っていたので
ひとまずお疲れ様

20P(約220円)


部屋に案内され、一息ついているとルームメイト数人に声を掛けられた。
どうやら彼らも近々サファリツアーに参加する予定らしい。
宿で出会った者同士が仲良くなって集うなんて久々の感覚だ。

私も輪に入れてもらい、ピラフまで作ってくれた
私から時計周りに

スウェーデン人のピーター
ケニア人のマクダ
トルコ人のメフメット
アメリカ人のテリー

皆オープンマインドだ
人種、宗教その他全てを越えて笑い合える
私が大好きな瞬間


なんだか急に旅らしくなってきたな。
面白くなりそうだ。

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URBANRANCH
2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。