精鋭集いし浦和

浦和レッズの事について書いていきます。 日記のようなものです。ほのぼのと。

精鋭集いし浦和

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最近の記事

浦和の精鋭、ここから。

2024年の浦和レッドダイヤモンズは如何と考えると決して良いとは言い切れない。2024年の指揮を取ったのはマティアス・ヘグモ氏。4-3-3という攻撃型で始まった。スタイルチェンジをしたのもあり、「すぐには確立しないだろう。」とは思った。 堅苦しければ上記を無視して問題無いです 本題に入りましょう。シーズン終盤の第30節から指揮を取ったのはマチェイ・スコルジャ。フォーメーションは4-2-3-1。「今年から浦和サポになりました」という方に大まかに説明すると昨年の指揮を取ってい

    • 蹴球は友〝浦和レッズの中島翔哉〟

      プレースタイルは創造性に溢れている。試合中に笑顔を絶やさず、どんな相手でも自分のしたいプレーを追求する。実にマイペースだ。だが、不思議な選手でもある。ドリブル中にリフティングを披露することもある彼は、まるで漫画のキャラクターのような存在だ。 浦和レッズの中島翔哉 No.10中学校の3年間で4度もブラジルに渡航した中島だ。物心付いた頃にはサッカーボールを友達のようにしていたカナリア軍団がブラジルにいる。ブラジルの有望な若手選手はヨーロッパのクラブに引き抜かれる傾向が強くなり、

      • 熱い眼。〝浦和レッズの安部裕葵〟

        2023年の梅雨時・浦和レッズに補強の噂・第1弾が出た。FCバルセロナに所属の選手とだけ出ていた。リオネル・メッシがいたチームと言えばブランドの高さは伝わるだろうか。「名門中の名門からどのようにして!?」と思った。正直な感想は眉唾だ。何故なら私はてっきり外国人選手が来ると思っていたからである。噂は噂でしかない。とはいえ、浦和レッズはこれまで名門から選手を獲得している。ブランド力の高さでは負けない。そしてリストアップしている選手、交渉中の名前が出た。 彼の名前は安部裕葵怪我の

        • 私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP7

          2007年、浦和レッズが世界と戦う。 Jリーグのチームが世界進出だ。 クラブW杯6大陸の王者が集まる大会だ。浦和レッズはACLを制してアジア王者としてクラブW杯に臨んだ。読んで勘違いしないで頂きたいが2007年の事である。今年もACLを制したためアジア王者として再び臨むがそれは先の話だ。世界と戦うとなると欧州との差を知りたくなる。欧州代表はACミランだった。テレビでもACミランが注目された。当然の事だ。ブラジル代表でもあるカカが注目の的だったが、彼を警戒していればセードルフ

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP6

          浦和レッズは強いというイメージを持つ方もいるかもしれない。だが、Jリーグ30年の中で1度しか優勝していないのである。前身を含めば天皇杯の優勝回数は自慢要素だが、リーグ優勝しなければいけないというのが私の思いである。その思いが届いたのは2006年だった。 ワンマッチのFUJI XEROX SUPER CUPを制した。相手はG大阪。実に浦和レッズらしい攻撃力で3-1という結果で発足してから初めて制した。前年の2005年はリーグ2位という事も有り形が出来上がっていた。実に好スター

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP6

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP5

          2002年は日韓W杯も盛り上がりJリーグも根付いて来てサッカーファンも増えた頃だろう。その翌年の事だ。星が1つも無かった浦和レッズが初めて1つの大きな星を獲得した。 Jリーグヤマザキナビスコ杯 今で言うならばルヴァン杯だ。リーグ戦の場合は長い長い戦いとなるが、ナビスコ杯や天皇杯はトーナメント戦だ。負けたら終了というリーグ戦よりも戦術が求められる。正直、リーグ戦と比較すると「勝てば何でも良い!」と私は思ってしまう。後に大きな事を成し遂げると思うとそれは浦和レッズらしくないか

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP5

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP4

          浦和レッズがJ2降格し、地獄から這い上がってきた頃だっただろうか。ストライカーの鑑と言っても過言ではない選手が大原に、駒場に、そして埼玉スタジアム2002に現れた。 ついた渾名は〝Wonder boy〟 田中達也     背番号11当時、サッカー少年だった私にとって理想像と掲げていたのは得点を取る事、ボールを奪われないドリブラーである事、スピード重視の3点だった。多くを求めたが走る分のスピードが速くなかったのは事実。その点は半ば諦め、その代わりにドリブルテクニックで濁して補

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP4

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP3

          現在の語彙力で過去に遡る事が出来たらと思うと、私は彼を初めて見た時の感想は「高卒でプロ入りの10代!?」と驚くだろう。私がサッカー少年の頃はJリーグから世界に羽撃く選手なんて想像すら微塵にもしていなかった。世界からJリーグにジーコやアルシンドやドゥンガが来ることがまるでサービスのようだった。中田英寿さんがローマに移籍したのが印象的だろうか。最初はピッチ上で相手にされなかった。けど、結果を出して強烈なインパクトを残して才能を買われた。まぁイタリアは好きだがどのスポーツも辛辣と手

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP3

          左腕には澱み無き零

          1人の左腕がスワローズに移籍した時、先発起用をするのかなと思った。ドラフトが予想される度に「スワローズのドラフト1位は即戦力投手」と何年も連続で聞いてきた。人が思うほど先発は手薄ではないのに。故障者がいなければの話だが。田口麗斗は移籍1年目でスワローズに欠かせない事を確信させる鷲掴みだった。最初は先発だった。「スワローズに左腕は少ないからな。まぁそうなるか。」と見た。数試合の先発を見て個人的には良いと思っていたがリリーフ転向となった。先発とリリーフの両方を経験している選手であ

          左腕には澱み無き零

          陸奥の剛腕は噂に違わぬ。

          夏の甲子園が近付くと私が思い出す1つが2007年の事だ。昨年の優勝校である仙台育英には球場を響動めかす投手がいた。 名は佐藤由規私が東京ヤクルトスワローズのファンになる原点はここからだった。投球フォーム、球速、球のノビ、変化球のキレ、マウンド度胸。全てに惚れた。球速表示以上に速く見えたり、ブレーキのかかる変化球を見ると恐らく現代で言う回転数は物凄かっただろう。 1回戦は智弁和歌山いきなり名門同士の対戦だった。魔曲・ジョックロックは何度も飲み込んできた攻撃力が抜群という印象

          陸奥の剛腕は噂に違わぬ。

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP2

          心を熱くし、黒く燃える気持ちも燃やし尽くし、喜びや感動を与えてくれるこの素晴らしさ。それが浦和レッズにはある。 今ではDAZNで全試合が配信される時代だが、Jリーグ発足当初はテレビをつければ駒場スタジアムの浦和レッズの試合が映っていた。スタジアムの熱気と一体感は、心に深く刻まれていた。赤は目立つのだろう。 まず、チームスピリットと強い結束力が浦和レッズの強みだろうか。選手たちは個々の力を最大限に引き出し、1つの目標に向かって戦う。彼らのプレーを見ていると、伝わるのは努力と

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP2

          丸山和郁が舞い上げる土煙

          私は毎年のように「この選手、東京ヤクルトスワローズに来ないかな。」とスワローズが注ぐために必要な新たな血としてドラフト候補を絞っている。偶にではあるが4年越しの時間差でスワローズが本当に獲得してきたという時がある。まぁマグレだろう。ドラフトは1位指名こそクジの場合はあるが2位指名から早い者勝ちだ。興味深い選手はスカウト目線・・・のつもりで追っかけるのである。察していると思うが素人なりにではある。最初は趣味だったが今ではその延長線上だ。2018年の事だった。夏の甲子園で前橋育英

          丸山和郁が舞い上げる土煙

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP1

          私が産声を上げたその年、Jリーグは発足した。物心が付いた頃から日が暮れる事も忘れて夢中でサッカーボールを蹴っていた少年だった。今年でJリーグは30周年。自分も同じ数だけ歳を重ねていると感じる。初めて覚えた言葉は「得点王」だった。全く記憶には無いが恐らくJリーグに初代得点王・福田さんの事だろう。このサムネイルとタイトルでお気付きの方もいるだろう。 私にとってレッドダイヤモンズは 熱量と共に生きる糧 93年も94年も浦和レッズは本音で言えば弱かった。挙句の果てにはJ2に落ちる

          私と浦和レッズを結ぶ栄華噺 EP1

          燕に注ぐべきは新たな血

          「スワローズは世代交代をした。」 果たしてそうだろうか。私には道の途中に見える。進化し続ける限り永遠に道の途中にいる方が遥かに強くなれる。ベテランがいると「いつかこうなるのでは?」というXデーが存在する。そうなると尚更だ。たとえ主力に脂の乗った30代の選手がいても、後継者を考えなければいけない事は多々ある。何故なら右肩下がりは必ず存在するからだ。存在しないならば苦労はしない。だが当然の事、苦労をしている。そしてスワローズにはある傾向がある。 大卒より高卒の方が レギュラー

          燕に注ぐべきは新たな血

          バランスとバウンスの向上

          東京ヤクルトスワローズは、近年主力選手の怪我や調子の低下、そして若手選手の成長不足といった課題に直面している。これらの要素はチームのパフォーマンスに直結し、競争力の低下を招いているのも事実。現状の打開策として、怪我予防や育成プログラムの強化、チーム内競争の促進、個別のパフォーマンス向上プログラムの提供、コーチ陣の改善、補強が求められる。 スカウトと育成の改善 若手選手の育成はチームの将来を担う重要な要素です。優れたスカウト網の構築と有望な若手選手の発掘に加え、育成プログラ

          バランスとバウンスの向上