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浦和が好きな理由


浦和にお店を構えるくらいだから、
浦和生活が長いのかと思いきや、
全然。まだ済み始めて3年半ほど。
 

大学卒業後、1年くらいして上京。
東京に出たときは、関東圏なんて全然わからないものだから
新宿にいたり、池袋にいたり。

上京してから3か月経って、
今の旦那さんとお付き合いして
彼が住む浦和に引っ越してきました。
 
パルコや伊勢丹のような大きめのショッピングモールもあれば、
引っ越してきたときは、
今の都市開発エリアは残っていたから、
小さな商店街もあって。調(つきのみや)公園を
1年くらいはしらべ公園って
ずっと呼んでいたけど、公園の横のラーメン屋で、
人生で初めてタンメンを知り、ドはまり。

空が広くて、公園もたくさんあって、
道路にゴミも落ちていない。

東京にいたときは、夜びくびくしながら
夜道を帰ったけど、浦和はスキップして鼻歌うたいながら帰れる。


大阪にいたときは、どこ行っても
隣の見知らぬ人としゃべりたおしていたけど
ここはそうでもない。

でも、「冷たい」ではない。「ちょうどいい」
近すぎず、遠すぎず。

3年くらい過ごしてくると、
よく行くお店も増えてきて、
うどんの居酒屋ではいつもおっちゃんが
「毎度!」と言ってくれ、

イタリアンの美味しいお店では、
この私の開店を知って、
おめでとうのデザートをくれた。

記念日に行くフレンチでは、
毎年持ち込みするワインを覚えてくれている。

よく行くジャズバーでは、
私が好きな、ジョージ・ベンソンを流してくれる。

夫婦ともどもお世話になっている美容師では、
「結婚はまだか!」と行くたびに言われ、
結婚を報告するとまぁそれは喜んでくれて。
開店時も、「あなたなら大丈夫よー」と。

何より、支えられているのは、お店の近くにある銭湯。
引っ越してからずっと通っている。

浦和にずっといたいなと思った大きな
きっかけになった銭湯。

最近、いろいろあって、
行ったことのないかもしれない人たちが
やいのやいのネットで言う世界だけど、
見ている人は見ている。
わかる人はわかっている。

行くたびに、こんばんはー!と
声かけてくれ、
帰るときは、風邪ひかないでねー!と。
夫婦ともども、仲良くさせていただいている。

お店初めてすぐに一緒にイベントして、
番台の力量を間近で見て、
エネルギーをもらった。

お風呂で出会ったお友達もいる。
来週はそのメンバーと番台でクリスマス会というなんと平和な世界でしょ。

私にとって浦和が好きになる理由になるお店がたくさんあるように、
うちのお店も、どなたかにとって
何か浦和が好きになる一つの理由になると
いいなと思う。

好きな場所で好きなことをするのが
夢だった私にとって、
浦和に来れたのは何かの縁があったのかもしれないですね。

ちなみに、好きな場所で好きなことをしたかった。
これが店名の由来です。
「URAWAのワイン館」そのままですね笑

名古屋、京都、大阪、東京、ときて
さいたま。

もちろん、ここは
ワインショップなので
ワインを買う場所、
ワインを飲む場所、だけど、人とほどよくつながる場所、
でありたいと思います。

にこにこ

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