Fury Unleashed
概況
ゲーム名 :Fury Unleashed
プレイ時間:7時間
あらまし
手堅くまとまったローグライトアクション、似たジャンルではDeadcellsがあるけどあっちよりもカジュアルかつ遠距離攻撃重視な印象。手に入るポイントでキャラクターを直接強化できるのもその辺りの印象に影響していると思う。
装備の数とかステージ数に関してはよくあるローグライトにしては少ない方だと思うけれど、ゲーム全体を通してスピード感があるせいか、すぐに慣れてしまって飽きるというようなことが無かった。
特にゲームの速度を律速してたのはコンボシステムで、正味な所このゲームはコンボをどう維持するかが殆どを占めているように感じた。
というのも、このゲームのコンボは時間制限かダメージを受ける事で消えてしまうが、一定数稼ぐとダメージを無効化するシールドが手に入るという仕様になっている。そのため、意外と痛い敵の攻撃を受けないためには常に時間に追われながら敵の攻撃をかわし、コンボを稼ぐというのが基本の遊び方になっていた。
文章で表すとものすごいせわしないゲームみたいだけど、やってるときは全然そんな感じしなくて、クリアしたときの脳汁がヤバい感じの良いゲームバランスになっていたと思う。
この辺りは難易度もあるけどキーレスポンスの良さなんかも関係してて、操作してて違和感を感じるところが殆ど無かったというのがある。操作感が良いだけで名作に感じるから不思議だよね。
褒めちぎる一方になっているから悪い点も言っておこう。
一つ目はさっきも言ったけれど武器やステージのバリエーションが少ない。低価格帯なのでそこまで求めるのが悪いと言われればそこまでなんだけど、一度飽きてしまうと、みたいなところはあった。
当然だが、飽きるまで楽しく遊べるゲームはそもそも良作だということを忘れてはならない。
二つ目は見た目、ある程度変えられるとは言え、装備が変更した時に見た目が変わるのはムサい男女のキャラの時だけだったりといまいちカスタマイズ性に欠ける。ダメかと言われるとダメじゃない。無理やり悪いところをひねり出しただけ。あと、ユーザーワークショップにふざけたのが多い。
ここまで書いておいてなんだけどこのゲーム、超神ゲー!全員買え!というような感じではない。ローグライト好きなら楽しめるだろうけど、それでも良作の域は超えてないと思う。
でも楽しかった、この脊髄で楽しんだ後に何も残らない感じは名作B級ゲームといった感じ。こういうゲームも良いよね。
総評
・スピーディーで楽しいローグライト
・ボリュームちょっと少なめ
・名作B級ゲームって感じ
余談
何記事か書いてて思ったけど、総評って言葉ちょっと偉そう。別にレビューを書いてるつもりもないのでなんかいい代用語ないだろうか
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